年末から年始にかけて読んだ荒れ物2冊。
ま、この間他にも読んでるんですけど。
荒野へ/ジョン・クラカワー(集英社文庫)
Into the Wild という原題で、昨年は映画にもなりました(ショーン・ペン監督)。アラスカの荒野に魅せられた青年の足跡を、登山家でもある作者がたどった、実話に基づくお話。どうして青年は荒野へ行ったのか? 一見自然豊かなアラスカも荒野なんだ。そういう場所で生きていると、きっと一番生きている、と実感できるのではないかなあ、という本。
案の定、映画はさくっと見はぐりましたので、レンタル待ちです。
砂漠/伊坂幸太郎(実業之日本社)
これはもうタイトルだけで買いました。学生時代のだらだらとした時間が書かれています。でもやっぱり伊坂幸太郎、舞台は仙台で、読んでる途中でスカーッとします。いいなあ、相変わらず。でも、途中、やっぱりちょっと恐いんだよね。砂漠に出る前のお話。
作中でサン・テグジュペリの「人間の土地」が引用されているので、読んでみようと思います。
たまたま、荒れ地っぽいタイトルの2冊が続きましたが、荒野という言葉には惹かれます。
だから「荒野を走れ、どこまでも」というフレーズが出てくる B'z のRUNは大好きですね。
ハウルが好きな理由も、実は荒れ地が出てくるからかも。

実際、私が入り込んだ事がある荒野は北海道でですが、おそらく熊の食事となったのであろう倒れた鹿を見た瞬間、自分の位置を思い知りましたね。
普通に街中で生活している分には、食物連鎖のかなり上の方にいますが、荒野の中では、ガサーッと引きずり下ろされて、むしろ下から数えた方が早い?みたいな。多分エゾシマリスより下ですわ。
人間社会の中で生きてる、というか、生かされてる、かと思うと、なんや動物園の熊と大して変わらんやん、とか思っちゃうわけですね。
人間は、自分で作った檻に自ら入る、不思議な動物、という言葉は、何に出てきたんだったかな。

ホントは荒野で生き抜いていけるくらいの、知恵と勇気は持ち合わせていた方がいいんでしょうね。
ま、この間他にも読んでるんですけど。
荒野へ/ジョン・クラカワー(集英社文庫)

Into the Wild という原題で、昨年は映画にもなりました(ショーン・ペン監督)。アラスカの荒野に魅せられた青年の足跡を、登山家でもある作者がたどった、実話に基づくお話。どうして青年は荒野へ行ったのか? 一見自然豊かなアラスカも荒野なんだ。そういう場所で生きていると、きっと一番生きている、と実感できるのではないかなあ、という本。
案の定、映画はさくっと見はぐりましたので、レンタル待ちです。
砂漠/伊坂幸太郎(実業之日本社)

これはもうタイトルだけで買いました。学生時代のだらだらとした時間が書かれています。でもやっぱり伊坂幸太郎、舞台は仙台で、読んでる途中でスカーッとします。いいなあ、相変わらず。でも、途中、やっぱりちょっと恐いんだよね。砂漠に出る前のお話。
作中でサン・テグジュペリの「人間の土地」が引用されているので、読んでみようと思います。
たまたま、荒れ地っぽいタイトルの2冊が続きましたが、荒野という言葉には惹かれます。
だから「荒野を走れ、どこまでも」というフレーズが出てくる B'z のRUNは大好きですね。
ハウルが好きな理由も、実は荒れ地が出てくるからかも。

実際、私が入り込んだ事がある荒野は北海道でですが、おそらく熊の食事となったのであろう倒れた鹿を見た瞬間、自分の位置を思い知りましたね。
普通に街中で生活している分には、食物連鎖のかなり上の方にいますが、荒野の中では、ガサーッと引きずり下ろされて、むしろ下から数えた方が早い?みたいな。多分エゾシマリスより下ですわ。

人間社会の中で生きてる、というか、生かされてる、かと思うと、なんや動物園の熊と大して変わらんやん、とか思っちゃうわけですね。
人間は、自分で作った檻に自ら入る、不思議な動物、という言葉は、何に出てきたんだったかな。

ホントは荒野で生き抜いていけるくらいの、知恵と勇気は持ち合わせていた方がいいんでしょうね。