今日のタイトルで、おっ
と思った人は
またまた先週の話でなんですが。
土曜日は本を買いにちょっと遠出しました。
どうしても欲しい本が2冊あって、どちらもちょっと古い本で、近くの本屋では見つからなかったので。
片方は借りて読んだことがあるんですが、欲しい(手に入れたい)と思ったきっかけは、写真の植物。
1月の岩国で出会いました。
三椏(みつまた)です。
枝が三つ叉に分かれてるでしょ?
面白いんですよね。どこの枝も三つ叉なんだもん
この丸いのはつぼみです。この後、わさっと一斉に花が咲いたはず。
見たかったなー
樹皮が紙の原料になるジンチョウゲ科の低木です。
紙幣の原料でもありますね。
同じ様に原料とする植物に、楮(こうぞ)があります。こちらはクワ科の低木。
ね?
三椏から楮、そして、紙の楮先生へ。
そして、本を買いました。
虚航船団/筒井康隆(新潮文庫)
高校生の頃に読んだ時は、単行本でした。平成四年に文庫に落ちたようです。
三章からなる長いお話で、その第一章「文房具」に紙の楮先生は登場します。
宇宙を行く船団の登場人物?は文房具です。
「まずコンパスが登場する。」というある意味破壊的な文章からはじまり、三角定規、パンチ、分度器など、様々な文房具が出てきますが、船団の医者が、紙の楮先生なのです。
紙の楮。
それは一体どんな文房具?
紙でできているのか?など思いながら調べてみますと、紙ができると分かるわけです。
当時は、紙は大きな木材が原料なのかなーと漠然と思っていたので、え、そんな小さな木から
と、驚いた記憶が。
まあ、昔は製紙工場なんか無くて、手漉きだったんだから十分なんでしょう。
そんなわけで、ふと手に取った本がきっかけで、紙・楮・三椏は私の中に深ーく刷り込まれることとなったのです。
で、三椏を見て、久しぶりに無性に読みたくなって。
私はこの第一章が好きなんですが、これはSFというより、サスペンスなのではないかと思っていて、その考えは今も変わりません。
とにかく何だかすごい作品です。
現物はこちら。

文字がぎっしり詰まっています。
だから好きなんだ、新潮文庫。


またまた先週の話でなんですが。
土曜日は本を買いにちょっと遠出しました。
どうしても欲しい本が2冊あって、どちらもちょっと古い本で、近くの本屋では見つからなかったので。
片方は借りて読んだことがあるんですが、欲しい(手に入れたい)と思ったきっかけは、写真の植物。
1月の岩国で出会いました。
三椏(みつまた)です。
枝が三つ叉に分かれてるでしょ?
面白いんですよね。どこの枝も三つ叉なんだもん

この丸いのはつぼみです。この後、わさっと一斉に花が咲いたはず。
見たかったなー

樹皮が紙の原料になるジンチョウゲ科の低木です。
紙幣の原料でもありますね。
同じ様に原料とする植物に、楮(こうぞ)があります。こちらはクワ科の低木。
ね?

三椏から楮、そして、紙の楮先生へ。
そして、本を買いました。
虚航船団/筒井康隆(新潮文庫)

高校生の頃に読んだ時は、単行本でした。平成四年に文庫に落ちたようです。
三章からなる長いお話で、その第一章「文房具」に紙の楮先生は登場します。
宇宙を行く船団の登場人物?は文房具です。
「まずコンパスが登場する。」というある意味破壊的な文章からはじまり、三角定規、パンチ、分度器など、様々な文房具が出てきますが、船団の医者が、紙の楮先生なのです。
紙の楮。
それは一体どんな文房具?

紙でできているのか?など思いながら調べてみますと、紙ができると分かるわけです。
当時は、紙は大きな木材が原料なのかなーと漠然と思っていたので、え、そんな小さな木から

まあ、昔は製紙工場なんか無くて、手漉きだったんだから十分なんでしょう。
そんなわけで、ふと手に取った本がきっかけで、紙・楮・三椏は私の中に深ーく刷り込まれることとなったのです。
で、三椏を見て、久しぶりに無性に読みたくなって。
私はこの第一章が好きなんですが、これはSFというより、サスペンスなのではないかと思っていて、その考えは今も変わりません。
とにかく何だかすごい作品です。
現物はこちら。

文字がぎっしり詰まっています。
だから好きなんだ、新潮文庫。