はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

終戦のエンペラー

2013-08-01 21:50:12 | theater
 今日は作業が丸一日ぽっかり空いたので、そこへすかさずねじ込んだ夏休み2日目、でしたが、昨日の続きトラブルの後処置で朝は会社へ。
 なんとか片付けて、休みは半日になっちゃったけど、映画観て、買い物して、いつもと大して違わない時間に帰ってきて、でもなんか、満喫

 というわけで。
 毎月1日は映画1000円。ラッキー
 で、観てきました。

 終戦のエンペラー

 史実に基づいた、ということ以外、相変わらず情報無し。
 陛下をお救いなさいまし/岡本嗣郎(集英社)という原作があるそうですが。
 終戦後、マッカーサーがやって来て、さて、どうやって日本を立て直そうか、というお話。
 外国人にとっては、日本人は謎らしいよ。
 全てが曖昧で、白でも、黒でもなく、全てがグレー。
 多分この映画を観ても、アメリカ人の多くは、日本人を理解できないだろうなあ。
 でも、なんとなく分かる私は、間違いなく日本人なんだなあ。
 多くを語らない日本人。
 秘密を抱えたまま命を絶つ日本人。
 そしてそれを詮索しない日本人。
 全ての日本人がそうだと思ったら、さぞかし得体が知れない敵だよねえ。

 と、いう話では無くてね。

 連合国軍は、戦争を始めた責任を日本人にとらせるわけだけども、作中、近衛さんが言ってた。
 イギリスやスペインは、インドやフィリピンを奪っても裁かれることは無かった。私達はその真似をしただけなのに、なぜ我々だけが裁かれる?
 まったくだよ。

 と、いう話でも無くてね。

 あっさりしてたけど、なんかいい映画だったよ。
 物足りない人も多いかも知れないけど、そこから、興味を持ち始める人もいるだろうから、これでいいよ。
 好きな俳優さんばかりだったし。

 たださ、1945年3月10日の東京大空襲で死者10万人って、東日本大震災の比じゃないんだけど、しかも東京だけでかよ、アンタ、一体なにしてくれとんねん
 と、思いつつも、謝れよ、とは思わないって事は、日本再建計画はうまくいったという事なんだろかね。
 それとも、それが日本人気質ってヤツなんだろかね。
コメント
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