はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

夏から冬にかけて

2014-12-05 22:22:37 | book
 しわーっす!
 今夜は月がとてもきれいです
 バリ寒

 というわけで。
 久々に本の話など。
 読んでなかったわけじゃ無いんですが、近頃ぐっとペースが落ちてるのは事実ですわ。
 最近、じっくり読む系が。

 と、いう言い訳はおいといて、ですね。
 毎年、最低でも一冊読む、と決めている夏の新潮文庫の100冊シリーズですが、今年も一冊選んで買ってます。
 しかし。
 買ったのは夏でも、読み始めがすでに夏の終わりだったりして、しかも、中身も一つ一つじっくり読んでみちゃったりして、おまけに、いったりきたり。
 で、読み終えたのは今週でしたよ。

 フェルマーの最終定理/サイモン・シン著 青木薫訳(新潮文庫)

 私が、フェルマーの最終定理、を初めて耳にした時、これは永遠に解けないだろうと言われていました。
 ところが、解けた、というか、正しいことが証明された、という数百年におよぶ謎解きのドキュメンタリーです。
 証明したのは、アンドリュー・ワイルズというイギリスの数学者。
 10歳の時にフェルマーの最終定理に出会い、数学の道を進んだのだそうです。
 彼が証明に至るまでの道のりと、彼の前の数々の数学者の冒険?が書かれています。

 学生の頃は、数学の中の、証明、が嫌いでした。
 数学は、問題を解いていれば良いものだと思っていたから、何をつらつらと説明しなければならないのだ、とね。
 でも、この本を読んで、遅まきながら、全ての数式は、証明された公式の上に成り立っているのだ、という事を理解しました。
 証明されて、みんなに認められているからこそ、+-×÷の四則演算などは、余計な証明無しに、いきなり解答できるのです。

 この本にも、いくつかの数式と証明が出てきますが、別に、その中身は理解できなくても、読み物として十分楽しめます。
 フェルマーの最終定理を解こうとした課程で、新たに証明されちゃったものもあったようです。
 そして驚きなのは、この定理を証明するために、日本の数学者が多く関わっていることです。
 そう、意外と日本人、数学向き
 まあ、数学というのは、パズルだそうですから。

 そういえば。
 大学時代の数学科の友達は、パズル同好会に入ってましたわ

 そんなわけで。
 ようやく今年の長い夏が終わりました
コメント
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