これまた大昔からある「櫻華園」さん。
前を通り過ぎただけでは、
開いてるのか閉まってるのかよく分からん状態
です。
ここまで近づいて、やっと開いているのが分かります。写真では字がつぶれてしまっていますが、向かって右側の扉、「園」の文字の所に「営業中」の札がさり気なく懸かっていますよ。
だいたい、この店の存在自体がさり気なすぎて、
毎日この前の道を通っている人達の中にもこの店の存在に気づいてない人がいそう
です。
さて、そんな「櫻華園」ですが、勇気を出して中に入ってみましょう。
おそらく、昭和の頃からほとんど変化のない店内だと思います。信じられないかも知れませんが、この写真の右側の壁の裏側は、隠し部屋のようになっており、小上がりの座敷になっています。
見た目に似合わず(失礼!)、かなり豊富なメニューです。モノによっては異様に安い気がするのですが……。
この度は、「ラーメン(¥310!)」と「中華丼(¥460)」にしました。それにしてもラーメンの値段(中華丼もですが)、なんだか非常に中~途半端ですね。はっ! ま、まさか……、20年ほど前に3%の消費税が導入されたときに¥300のラーメンを¥310に値上げ(1円は切り上げ)して以来ほったらかしになっているんじゃ……。
そんなことをgdgd考えていると、来ましたよ。
「中華丼(¥460)」。
非常にあっさりした味です。「これ、水くさいんちゃう?」というまさに一歩手前。これ以上薄くしたらダメになる、というギリギリのラインの味付け。まさに 神 業 です(もちろん、ホメているのですよ)。
「ラーメン(¥310)」。「天峰」のラーメンの安さにも驚きましたが、こちらはそれ以上です。
ラーメンのスープも、中華丼同様、薄味です。個人的にはもう少し塩気があったほうがいいとは思いますが、体には優しそうです。
んで、この麺。ものっそいやわやわの麺でした。とはいえ、ノビているのとも違います。まあ、たとえて言うなら、福崎あたりの「もちむぎ麺」にちょっと似た食感かな。
表面にダシがしみこむので、薄味のスープにはよく合っていると思いましたよ。
今回はあまり面白みのないチョイスになってしまったので、今度行く機会があったら、そのときは炒め物とか揚げ物を紹介したいと思います。
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