腹ごしらえを済ませると、すぐに津田海岸町行きのバスに乗ります。フェリーの出港時間に合わせてフェリーターミナル行きのバスも運行されているのですが、それに乗ったのでは入港シーンを拝むことができません。荷物を抱えて結構な距離を歩かねばならなくなってしまいますが、入港シーンの撮影のためにはガマンです。
港湾地区らしく、港が近づくにつれ人の気配がなくなっていきます。終点の津田海岸町でバスを降りた私は、季節はずれのなま暖かい風が吹きすさぶ中、大量の荷物を抱えてフェリーターミナルを目指して歩いたのでした。

ついにフェリーターミナルに到着! ……しっかし昭和チックな建物やなあ!
乗船予定の「おーしゃんうえすと」の入港までにはまだだいぶ時間があるので、建物の中を探検してみましょう。
外見どおり、かなり老朽化したビルです。中には、

ボタンというボタンがことごとくなくなった麻雀ゲームの筐体や、
めくれ返って激しく雨漏りをしている天井……、そして、

「なぜに物置が……?」と近づいてみると、

(゜Д゜ )ハァ? 鉄唖鈴??? ……などなど、
「ここって廃墟 !? 」
と思わせるようなユカイな物件の数々があるのでした。
待合所には粗末なカラーBOXが置いてあり、

なぜか『グラップラー刃牙』が全巻揃っていましたw 徳島港FTは周囲にも中にもな~んにもないところですが、こいつのおかげで退屈はせずに済みますよ。
……とまあ、そうこうしているうちに、予定入港時刻をだいぶ過ぎてから「おーしゃんうえすと」がやってきました。

徳島港に入港してくる「おーしゃんうえすと」の勇姿。壁紙用はコチラ。
入港、接岸後、ずいぶん待たされてからの乗船です。まあ、私の場合は『グラップラー刃牙』があったので待たされるのはそう苦になりませんでしたよ。
そして、いよいよ乗船。二等席の一角に自分の場所を確保した後、まずは船内設備を見学&撮影します。
オーシャン東九フェリーは、合理化のため船内レストランを廃止。そのかわりかつてレストランであった区画に「フードスクエア」と称して冷凍食品の自販機や電子レンジなどを設置。勝手に購入して勝手に食う、というスタイルにしてあります。

これが冷凍食品の自販機。つい最近まではコンビニの am/pm による「とれたてキッチン」という銘柄の冷凍食品だったのですが、大人の事情により、このような味も素っ気もない自販機に変わってしまったということです。

こちらは冷凍食品専用電子レンジ。メニューごとにプログラムされているようで、メニューの名前のボタンを押すだけで解凍・調理ができます。

「おーしゃんいーすと/うえすと」(スタンダードフェリー)には、うどんコーナーがあります。この会社のフェリーの中で唯一調理したものが食える貴重なコーナーです。

フェリー船内ではおなじみ(?)、カップ麺の自販機もあります。

ちなみに、オール¥100。激安です。
さて、少し遅れて入港したものの、ほぼ定刻どおりに徳島港を出港。フロに入ってのんびりしたあと、いよいよ乗船後第1回目の食事です。
冷凍食品自販機では「親子丼」を購入し、うどんコーナーでは「かき揚げうどん」を購入しました。

開封してみると……。

マズそうですね……。

カッチカチですね……。

この超高級電子レンジで加熱します。

「親子丼(¥400)」。
おお! さきほどとは見違えるように……。やっぱマズそうw

まあ、食いもんらしくはなっていますね……。

鶏肉が異様に薄べったくなっていますね……。
味の面ではまあまあ健闘している方だとは思います。レトルトの親子丼にちょっと及ばない程度というか。しかしながら決定的にダメなのはゴハンですね。端っこをハシでつまんだら
半分ほどのメシが一緒に持ち上がってくる
始末。まるでセンベイのようになっているんですよ……。何とも言えない食感の悪さ。さすがにコレには閉口しました。
もう少し頑張って欲しいなあ……。¥400も取るんだからねえ……(かつては¥200だった)。

一方、期待のうどんコーナーは……?

「かき揚げうどん(¥300)」。何という良心的価格!
さすが、まともな調理品。見た目からして冷凍食品やインスタントとは違いますね。かなり立派なかき揚げが乗っかっています。ダシもなかなかウマい!

冷凍の麺でしょうね。コシのあるうどんでした。昼と夜の2回だけとはいえ、やはりうどんコーナーがあるというのは大きい!
冷凍食品の親子丼はイマイチでしたが、うどんは想像を遙かに上回るウマさでした。まだまだ船旅ははじまったばかり。続きは次回……。
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港湾地区らしく、港が近づくにつれ人の気配がなくなっていきます。終点の津田海岸町でバスを降りた私は、季節はずれのなま暖かい風が吹きすさぶ中、大量の荷物を抱えてフェリーターミナルを目指して歩いたのでした。

ついにフェリーターミナルに到着! ……しっかし昭和チックな建物やなあ!
乗船予定の「おーしゃんうえすと」の入港までにはまだだいぶ時間があるので、建物の中を探検してみましょう。
外見どおり、かなり老朽化したビルです。中には、

ボタンというボタンがことごとくなくなった麻雀ゲームの筐体や、

めくれ返って激しく雨漏りをしている天井……、そして、

「なぜに物置が……?」と近づいてみると、

(゜Д゜ )ハァ? 鉄唖鈴??? ……などなど、
「ここって廃墟 !? 」
と思わせるようなユカイな物件の数々があるのでした。
待合所には粗末なカラーBOXが置いてあり、

なぜか『グラップラー刃牙』が全巻揃っていましたw 徳島港FTは周囲にも中にもな~んにもないところですが、こいつのおかげで退屈はせずに済みますよ。
……とまあ、そうこうしているうちに、予定入港時刻をだいぶ過ぎてから「おーしゃんうえすと」がやってきました。

徳島港に入港してくる「おーしゃんうえすと」の勇姿。壁紙用はコチラ。
入港、接岸後、ずいぶん待たされてからの乗船です。まあ、私の場合は『グラップラー刃牙』があったので待たされるのはそう苦になりませんでしたよ。
そして、いよいよ乗船。二等席の一角に自分の場所を確保した後、まずは船内設備を見学&撮影します。
オーシャン東九フェリーは、合理化のため船内レストランを廃止。そのかわりかつてレストランであった区画に「フードスクエア」と称して冷凍食品の自販機や電子レンジなどを設置。勝手に購入して勝手に食う、というスタイルにしてあります。

これが冷凍食品の自販機。つい最近まではコンビニの am/pm による「とれたてキッチン」という銘柄の冷凍食品だったのですが、大人の事情により、このような味も素っ気もない自販機に変わってしまったということです。

こちらは冷凍食品専用電子レンジ。メニューごとにプログラムされているようで、メニューの名前のボタンを押すだけで解凍・調理ができます。

「おーしゃんいーすと/うえすと」(スタンダードフェリー)には、うどんコーナーがあります。この会社のフェリーの中で唯一調理したものが食える貴重なコーナーです。

フェリー船内ではおなじみ(?)、カップ麺の自販機もあります。

ちなみに、オール¥100。激安です。
さて、少し遅れて入港したものの、ほぼ定刻どおりに徳島港を出港。フロに入ってのんびりしたあと、いよいよ乗船後第1回目の食事です。
冷凍食品自販機では「親子丼」を購入し、うどんコーナーでは「かき揚げうどん」を購入しました。

開封してみると……。

マズそうですね……。

カッチカチですね……。

この超高級電子レンジで加熱します。

「親子丼(¥400)」。
おお! さきほどとは見違えるように……。やっぱマズそうw

まあ、食いもんらしくはなっていますね……。

鶏肉が異様に薄べったくなっていますね……。
味の面ではまあまあ健闘している方だとは思います。レトルトの親子丼にちょっと及ばない程度というか。しかしながら決定的にダメなのはゴハンですね。端っこをハシでつまんだら
半分ほどのメシが一緒に持ち上がってくる
始末。まるでセンベイのようになっているんですよ……。何とも言えない食感の悪さ。さすがにコレには閉口しました。
もう少し頑張って欲しいなあ……。¥400も取るんだからねえ……(かつては¥200だった)。

一方、期待のうどんコーナーは……?

「かき揚げうどん(¥300)」。何という良心的価格!
さすが、まともな調理品。見た目からして冷凍食品やインスタントとは違いますね。かなり立派なかき揚げが乗っかっています。ダシもなかなかウマい!

冷凍の麺でしょうね。コシのあるうどんでした。昼と夜の2回だけとはいえ、やはりうどんコーナーがあるというのは大きい!
冷凍食品の親子丼はイマイチでしたが、うどんは想像を遙かに上回るウマさでした。まだまだ船旅ははじまったばかり。続きは次回……。
