北海道行きで青春18きっぷ3回分を消化したので、2回分残っています。その2回分を消化するため、 ”南紀勝浦日帰り旅行” を企画しました。
机上の計算では、
04:50西明石発→13:06紀伊勝浦着
(温泉・グルメを堪能)
17:35紀伊勝浦発→翌00:42西明石着
という見事なスケジュールです。夫婦2人で往復わづか¥4,600!
しかし、一つだけ落とし穴がありました。なんと、紀伊田辺駅で70分以上の待ち時間があるのです。早朝04:50に西明石を出発したというのに……。
あまりに時間が勿体ないので、ここは思い切って紀伊勝浦まで特急「くろしお」に乗ることにしました。運賃、特急券の合計が夫婦2人で約¥5,000……。青春18きっぷ2回分の金額を上回ってるやん!
天王寺駅で立ち食いソバを食ってはおりましたが、けっこう腹が減っていたので、特急車内で食おうと駅弁を買いました。
その名も、弁鶏 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
掛け紙に「味三昧」とありますが、製造者は「(有)矢野」となっております。われわれ播州人にとってお馴染みの「味三昧」とはどのような関係なのでしょう……?
闘鷄神社の由来。「平家」ファンにはお馴染みの内容ですな。ちなみに、上の掛け紙で「闘 ”けい” 神社」などとけったいな表記になっているのは、「鷄」という正字が出なかったからでしょうか。まあ、「闘」の字も本来なら「鬪」なので、「とうけい神社」と書くべきだと思いますが。
「弁鶏(¥850)」。
特急「くろしお」車内でいただきました。フタをとった瞬間、炭火焼き鶏のこうばしい香りが……。もうタマらん! ウマそう!
別の角度から。炭火焼きにしたもも肉スライスがどどーんと。豪華です。
鶏ダシの香る薄味の炊き込みごはんに錦糸卵と鶏そぼろ。鶏そぼろは甘さ控えめで美味しうございましたよ。
私は栗と奈良漬けが苦手なので食べておりませんが、両方を食べた嫁さん曰く、なかなかのお味だったそう。
紀伊田辺~紀伊勝浦の区間では、特急列車が減速運転し、車掌さんが絶景車窓を案内してくれます。予定外の出費になってしまいましたが、それもまたよし!
←ポチッとな!
【弁鶏についてはコチラ】