交通事情(ベトナム紀行)
ホーチミン市から70㎞離れたミトーへ行く道路は高速道路で快適だった。
市内の幹線は一部片側5車線で、外側2車線はバイク専用車線だった。
とにかくバイクが多い、ほとんどが二人乗りで三人乗りも走っている。
中には4人乗りも走っている、両親と子供二人のようだ。
二人乗りは違法では無い、三人乗りも病人を病院へ連れて行く時は許されているようだ。
驚いたのはその走り方だ、直進は何でも無いが、右折、左折の見事さだ。
一時停止の標識は無い、大きな交差点では左折の信号がある。
左折は大胆だ、車の前をすれすれに横切っていく。
交通事故にならないのが不思議なくらいだ。
日本だったら大騒ぎだろうな、至る所で事故や怒鳴りあいだ。
このバイクの群れが全部車になったら大渋滞になると思った。
インドネシアも同じだ。
バイクのメーカーは、ホンダ、ヤマハ、中国製のようだが、
みんな日本製を買いたいのだが、最高70万円位で無理なようだ。
ベトナムの人びとの日常生活は分からなかったが、
たまたま9月2日:ベトナム社会主義共和国建国記念日、9月3日:ホー・チ・ミン死去慰霊日等で4連休だったせいか夜遅くまで市内は賑やかだった。
バイクの洪水を見て、ベトナムの人達のたくましさと活力を感じた。