あきまさブログ

日々平安なれ

つりふね草

2015-11-10 | 日記
今日は雨時々曇り。

株も少し戻し気味の様相ですからホッとしつつあります。
中国ショックのときに全部損切りしたから大損になっています。
それから少し買い戻して様子を見ています。
もうトータルで儲けを出すのは難しそうですがどうなるでしょう。
これでは遊びにおカネを使うのをためらいますから、政府は何とかしてほしいものです。
人間心理とはそういうものだと思いますね、儲けたと思うと無駄にカネを使いますよね。
私は帳面上の儲けだけで、精算しないでいますが気分的には無駄遣いしたい気持ちになります。
今日は、ほんの少し前に買った食堂株がもどってきました。
何しろ、買ってから毎日下がっていましたから参っていました。
それがもう少しでトントン。
もう下がっていたときは損切りした方が良いかと弱気になっていました。
もう少し辛抱してみようという気になってきました。
しかし、12月には米国が利上げするそうで、それの日本株への影響が分からなくて困っています。
一度処分しておくのが良いか?
大丈夫、円安になり株価は上がる?
うーん。

池井戸潤「シャイロックの子供たち」読了。
日曜日に日本橋図書館に立ち寄って来たら池井戸潤さんの本が書棚に在りました。
あの半沢直樹以来書棚にはほとんど払底の状態が続いています。
それで3冊一度に借りてきました。
これは表題どおり、銀行マンの悲哀を書いた本。

シャイロックはシェークスピアが書いた『ベニスの商人』に出て来る因業な金貸しの名前。
ユダヤの金貸し。
昔からユダヤ人は悪者的に思われていたことが分かります。
シャイロックはカネを貸す担保に本人の肉1ポンドを切り取らせると契約した。
本人は返せないけれど裁判に訴えた。
裁判長は肉を切っても良い、と判決した。
しかし、血は一滴も出してはいけないと言った。
子供のとき読んで、良かったけれど何だかずるいと思った気がします。

えーっと、池井戸さんのお話は全10話の構成です。
最初に銀行副支店長が若手銀行員を言うことを聞かないとて殴る。
怒った銀行員は訴訟沙汰にする。
副支店長が若手を貶めて自分の失敗を糊塗したことが原因だと知らなかった。
何だか銀行内部の汚いことがたくさん書かれた本だった。
あっという間に読めたので読解力が上がったかと思わされて良かったです。


2011年の山での釣舩草。

同じくマムシ草。


五色唐辛子

2015-11-09 | 日記
今日は曇り。
雨がちらつくこともありましたが大した降りではありませんでした。

佐藤雅美「御奉行の頭の火照り 物書同心居眠り紋蔵」読了。
金貸しが旗本に金を貸した。
返済期限の一年になっても返済に来ないから取りに行くと返済を伸ばすよう頼まれた。
一年延ばして元の50両に1年の金利を乗せて待つことになる。
もう1年経ったら同じこと、もう1年待つよう頼まれる。
それで金利を少しもらって60両貸した証文に書き換えた。
その1年後にも返さないから、奉行所に訴え出て返済をさせようとした。
ところが、証文の文字が借りた旗本の字と違うとか、ハンコが違う落としたハンコだと逃げ口上を並べる。
奉行も、見た目はその旗本の言う通りだし、金貸しより旗本の言を信じるから金貸しを悪と断じた。

紋蔵は別件で金の貸し借りの件で個人的に相談を持ち込まれていた。
ちょっと御奉行の案件とは違うが、旗本の用人に頼まれてカネを貸した人がいた。
期日が来たとて返してもらいに行くと、その用人はやめたという。
しかし、旗本のハンコをついてあるから旗本に返すように言うがしらばっくれられる。
そりゃあそうだ用人が詐欺したんだから。

この二件が似ていることに気が付いた紋蔵が後の件の用人を追いかけるようにアドバイスして捕まえる。
すると、やはり友達同士が詐欺を働いたことが分かった。
とすると御奉行の断罪が間違いとなる。
御奉行は紋蔵が余計なことをしたからとして逆恨み。

この本は八話構成だが、この逆恨みを根っこにして話がつながれていく。
最後の最後にはこの件の結論が出るが、
奉行が納得するのか?
はたまた紋蔵が首になるのか?

相変わらずさらっと読ませるお上手なお話でした。

かにかにさんは幽玄の間で観戦しているそうです。
良いことです。
私も毎日観戦していますが、自分と同じか強い人のを見るようにしています。
参考になる手を見せてもらおうと思って。
それと、縁のあるような気がする人のを観戦します。
nar七段さんは、先輩の名前を思い出しますから。
この前は一時的に六段に落ちていましたが直ぐ復活していました。
yon六段は、先輩の姓名の名が一緒ですから。
この方は七段に上っている時が短い。
あっという間に六段に戻ります。
同じ人を追いかけていると、地の好きな人だとか、終盤に強い人だという特徴が分かります。
そして、どの手が面白くて、どの手が悪いか、分かるようになれば強くなれると思います。

今日の花は五色唐辛子。



定例会

2015-11-08 | 日記
今日は雨。

今日はかにかにさんが上京して来ているから例会になりました。
但し、Tさんは家庭サービスのために欠席。
囲碁クラブは日曜の雨ということで客来は少な目な感じでした。
珍しく皆さん定刻前に集合したのはかにかにさんとの対局を楽しみたいと考えたのでしょう。

私はまずはKwさんと対局。
一局目、ちょっと勘違いがあったのか。


二局目、
今度は私が勘違いして勢いのまま突き進んでしまい左辺で形勢を損じた。

この辺りでは黒が手厚くて白は地に走り過ぎた。

結局は真中の白がばらばらになって投了。
なぜ勝ったのかを理解してほしい。
負けたときもですが・・・・

かにかにさん一局目。
右下からの黒はもともと置き石からこんな形になってしまった。

右上隅の黒も頓死寸前。

白が黒を分断した格好になっている。


やはり下辺からの黒が上手くつながらなかった。


それからAさんと対局。
一局目はアッと言う間につぶされて投了の羽目となってしまった。
ちょっと読み間違えてしまった。
最近たびたびそういうときがある。

二局目は慎重に行きました。
いずれも写真がありません。

かにかにさんとの二局目。


白地の下辺の元々は上辺のかたちと一緒です。
上から消した形で地にさせては少しもったいない。
黒も地があるようだが、減らされるものばかり。
増えて行く地を作りたいですね。

こうなりました。

ということで、各自は全員と二局ずつ対戦しました。
今日はKwさんが腕を上げているのかな?と思わせました。

夕方はご近所で会食し、ついでに場所を変えて美声を聞かせ合いました。
久しぶりにゆっくりしました。


落ちるとは

2015-11-07 | 日記
今日は曇り。
夕方には雨が降り出しそうな暗い雲。

今日は朝から出かける気がしない。
夕刊紙の競馬予想を読んで難しそうな気がした。
そんなときは当たらないことが多い。
いえいえ、
これしかないと予想して、当たる気十分でいても、必ず当たるわけではありません。
そんな簡単なことではありませんです。
国ちゃんは簡単化して予想としていたようです。
何せ、通常2競馬場は開催しているのてすが、その全レースに賭けていました。
単純化して一番人気か二番人気を軸として流しているようでした。
単純にしないとレースの間隔が10分しかないときもあります。
私はレースそのものを絞って遊びますから、かなり遊び方が違います。
東京競馬場に行ったときも忙しない買い方で驚きました。
名古屋のSgさんは一緒に行っていたでしょうが、同じ遊び方だったんでしょうか?

ということで在宅。
家人の録っておいたビデオを観たりしていました。
映画は『半落ち』。
横山秀夫さんの小説を映像化したもの。
この『落ちる』とは犯罪者が供述で真実を語ること。
全部真実なら完落ち、半分程度なら半落ち。
現役警察官が認知症の妻を殺害するが真実を語っていると思われない。
それを同僚の警察官が真実を探していく。
結構な原作をきちんと映像にしたものでした。

これは鶏頭。

ケイトウか。


竜王戦

2015-11-06 | 日記
今日は晴れ。

スマホの着信ランプがチカチカしているからメールが届いたと思います。
それが届いていない。
更新ボタンを押して様子を見てもダメ。
重いメールだと時間が掛かって開くのだがダメ。
おかしい。
電源を切って立ち上げ直したりしてもダメ。
立ち上げ直して着信設定を変更してやっとランプが消えた。
良かった。

池井戸潤「鉄の骨」読了。
この本が650ページに喃々とする小説。
建築業界の談合についての小説。
中くらいのゼネコンに入社3年目の主人公が現場から業務課に異動。
業務課とは競合他社との談合を図る部署。
現場担当の若手が移動するのも珍しいこと。
彼が最初に入札した談合物件は取られた。
しかし、会社の経営が厳しいのはどのゼネコンにも共通すること。
次の地下鉄工事は各社が生き残るために必死になるところ。
それを読んで東京地検特捜部も談合摘発を狙っている。
本丸は背後で談合を操っている政治家だ。
当然、フィクサーが出てきてゼネコンを取りまとめる。
主人公のゼネコンは新技術を開発して万全の態勢を取る。
そうなると調整はどうなるのか。
私の会社も住宅だけでなくビル工事にも関与していたから事情がよく分かる。
長丁場だったが最後の方は一気に読み進んだ。
この作者の本は面白い。

今日は竜王戦第2局の2日目。
もう昨日から先手渡辺さん優勢と言われている。
今日は昼食後の先手の一着が控室の人達も驚いたなかなかの一手だったようだ。
それからも一進一退じゃなくて先手有利の状況だったようだ。
しかし、将棋は分からない、下駄を履くまでは。
途中で控室の人が、先手が勝つ一手を見つけたときもあったようだ。
それを見つけられない渡辺さん。
不吉な予感がチラリとかすめる。
当方は待つしかない。
糸谷さんもしつこく粘るし、勝ち切るのに不調な渡辺さんの一局。
勝ち切るのは大変なことだ。
何とかなったのは七時前か。
七番勝負が長引かないことを祈る。

近所のさざんか。



これも。