カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

冬期・登山

2009-12-19 | エッセイ
  昨日、富士山での遭難がかなり大きく報道された。もとF1レーサーの片山右京氏を含む3人のグループである。昨日の段階で、片山氏だけが辛くも下山したようである。TVと新聞で知る限りだが、後の2人はほぼ絶望的だろう。片山氏の事務所の2人だそうだが、何の事務所なのか。タレント事務所でもあるまい。登山家・冒険家という肩書だそうだが、かねてから彼の登山に対する言動には疑問を感じてきた。確かに岩などを登っているところをTVなどでやったりするので、熟達者かと思うのだが、やはり勘違いであったようだ。何かにつけ企画物の要素が強く出過ぎていたのではないか。勘が悪い方へ当ってしまったのだが、絶望的とは言え、未だ富士の上に残されている2人の救助の報を待ちたい。

 追記
 現在20日の午前3時である。前記の遭難事故で、安否が気付かわれていた二人は、その後、19日の段階で遺体で収容された、と報道があった。やはり駄目だったか、との思いだ。片山氏が山で、まだ二人のそばにいた時に、すでに一人は脈が無くなり、もう一人には毛布をかぶせて下山した、という報道であったからその時既にこと切れていたのかもしれない。片山氏は談話の一部で、何とかして担いで下りたかったが、助けられなかった、と語ったそうだ。気持はそうだったかも知れないが、問題はそういうことではないだろう。仮に力が信じられないくらいある人間だとして、かついで降りられたらそれで良かったかと言えばそうではないだろう。そこだけの問題では無いはずだ。それが分からないから事故を起こす。
 もう一つ不可解なことがある。亡くなった二人は凍死だったそうだ。片山氏の話からすると、恐らく、片山氏がまだ二人のそばにいる時に凍死したのだろうが、彼らは200メートルほど飛ばされたとはいえ、怪我をしていなかったのであれば、その段階では歩けたのではないかと思うのだ。また仮に脚を骨折などして動けなかったとしても、そこから動かずに少しでも防寒などに努めれば、凍死はしなかったのではないか。現に片山氏はそこで凍死せずに下山している。その時滑落した二人と同じ条件下にいたはずなのだ。なのになぜ二人は凍死したのか。ここが分からない。
 まだ事情聴取は続いているのかもしれない。詳しいことはまたいずれ発表されるかもしれない。他の、山に詳しい人の話だと冬の富士は厳しいという人ばかりで、実際そうなのだろう。・・・この辺にしておく。

・・・私は冬山はやらない。また、登山経験も他人に言うほどのものではない。が、山歩きは好きである。


 
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アルコール・ズブロッカについて

2009-12-19 | エッセイ

昨日、2枚前のblogでズブロッカのことについて触れ、バイソングラスのことを書いた。ポーランドなどで牛が食べる草だったと記憶していたが、たぶん次のようであっただろうと調べてみたらやはり・・・であった。その牛のことをバイソンというのである。wikipediaで簡単に調べられる。楽なものだ。 

Wisent.jpg
ヨーロッパバイソン  wikipediaより抜粋

大きく分けてヨーロッパバイソンとアメリカバイソンがいる。ヨーロッパバイソンはポーランド・ベラルーシ
の国境にまたがるビャウォヴィエジャの森に生息するのが最も知られている。ビャウォヴィエジャの森は世界遺産に指定されている。有名な、ラスコーの洞窟壁画に描かれているものもこれらの祖先の、古代のバイソンである。

Poland Bialowieza - BPN.jpg
ビャウォヴィエジャの森  wikipediaより抜粋


 追記
ポーランドで思い出したが、自邸の居間のフローリングは、何かの縁か、ポーランド製の構造用木製パネル(チップを固めたもので安く、木目の面白さが特徴、ただ内装材として使う時は少しその木目がうるさく感じるので適所に・・・、ホームセンターなどどこでも手に入る)を私が半年ほどかけて木軸組も含めて張り替えた。遊びつつかなり凝ったものになった。根太を通常の倍ぐらい入れたので、恐ろしいくらいびくともしない。ハンディクラフト感は狙いどおり出過ぎるくらい出ている。作って行くプロセスとLIFEが密着したものとなった。今は亡くなった父親が、半ば呆れ半ば面白がっていた。
ところでもちろん私はこういうことばかりやっている訳ではないので・・・・・・。

今、このblogをZhane(ジャネイ)のalbumを聴きながら書いていた。album titleは「Satuaday Night」 ジャンルはsoul and R&Bに入る。黒人女性二人組のヴォーカル。ハーモニーを軽々とこなしていく。ものを書く時のBGMとして丁度よい。

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