カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

航空機のニュースなどを見て 

2018-02-04 | エッセイ




















  航空機についてここ数年見てきていた。停滞感を感じていた日本経済の中にあって、かつてのYS‐11のように国産機が造られると楽しいなと思っていた。そんな頃、三菱のMRJの開発の話がニュースとして取り上げられ始めた。その時のことはよく覚えている。ぜひ進めるべきだと、拍手をしたい気分だった。
  また、時を同じくして、ホンダの小型ジェットの開発の話しも伝わった。小型であるところが日本の技術の得意とするところだと、これもニュースを追いかけていた。
  アジアで国産の高性能航空機を独自に開発できるのは、おそらく今でも日本くらいではないかと思っていて、その後の売れ行きなども楽しく見ていた。中国も国産機の開発に余念は無いようだが、高い安全性を求められるものであるだけに焦りは禁物だと思う。ホンダジェットの方は評判は良いようだが、MRJは、滞り気味のニュースも流れたりした。が、なんの、じっくりと完成させて、世界の空を大いに飛んで欲しいと思っている。
  以前、フィリピンへ遊びに行ったときに国内移動で乗ったツギハギのオンボロ航空機が、もしかしたらYS‐11だったのではないかな、と記憶を辿っているところだ。かなり以前のことなのではっきりはしない・・・。有視界飛行で、眼下にフィリピンの深い青の大海原が広がっていたことをそのプロペラの振動の記憶とともに懐かしく思い出す。

 


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ある夜のこと feb2018

2018-02-04 | エッセイ



  山小屋に昨年の夏を過ぎた頃、友人と宿泊した。人気ある山ゆえ一人布団一個、畳の部屋に山旅人が所謂イワシの缶詰めのごとく並んで寝るという状態だった。

  さて・・、友人によると、その夜、寝ているときに僕が歯ぎしりしていた、というのである。よく訊くと、よくあるギリギリとした歯ぎしりではなかったらしい。当方、歯ぎしりするような悔しがるような対象は、起きているときでも思い当たらない。
ずっと昔、専門学校の講師をしていた頃に、職場の人達とツアー旅行に出かけた。宿泊したホテルで同室になった先生の言によると、夜中、僕はいびきをかき、歯ぎしりをし、おまけに延髄蹴りをその先生のベッドの方へとかませたらしいのである。但しその先生の言ではなく、他の先生からの話。
  もちろん、こちらその時、熟睡中で自覚はない。が、寝相よろしくなく、延髄蹴りにまで及ぶとは・・・。しかし、これはまあ話し半分として、歯ぎしりの方は問題だった。ありそうだったからだ。その何年か前に歯にかぶせた銀のカバーが取れてしまい、そのままにしていたら痛くなって時々疼いていたのである。原因はそれだ。悔しがるようなことはやはり、無かった。
しばらくして、歯医者へ行き、何度か通い、かぶせ物をして治した。
  どうやら今回の山小屋での一件は、歯ぎしりではなく、友人によると軽い歯の噛み合わせの音だったそうだ。それも、あるリズムがあった、というのでる。音楽的な。夜中、山小屋でふと目覚めたら、リズムを刻む歯の噛み合わせの音が隣から聞こえ、しばらくの間、音楽曲のコード進行について思いを巡らせていたそうだ。寝ても覚めてもといったところだろうか。こちらはやはり熟睡中。気になどしていないのである。

  山旅は、早く寝たので、二人とも寝不足になるようなことはなく、良い山旅となったのでご安心を・・・。




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