天気予報の通り雨だった。岩屋寺の遍路道八丁坂は中止(宿のおかみ・宿泊者といっても二人が言うもので)次回来た時に。・・・
雨の中12号線を歩く岩屋寺橋からは急な坂道と石段の連続。結構ここだけでもきつくようやく到着。
鐘を撞き勤行と一連の作法を行い、45番札所を打つ。岸壁(岩の塔)が垂直にそびえていて迫力があり正に修業の道場。
朝霧の45番札所・岩屋寺
修行?
「海岸山」の山号もそのとおりだ。「山高き谷の朝霧海に似て松吹く風を波にたとへむ」大師の歌に由来。
朝霧海
出発する前に、「必要でない荷物は置いていってかまわないですよ」と言われ、預けていった荷物を取りに佐和路へまた同じ道を戻る。
お昼近くになったので途中のうどん屋によって昼食を取ろうとしたが残念、定休日でした。しかたなく佐和路に戻り荷物を取って出発。
峠御堂トンネル手前で軽自動車が止まり、おじいさんが「お接待です」と降りてこられサンドイッチを差し出され有難くいただく。そのほか大師筆の般若心経(木版に彫って摺ったもの)・八十八ヶ所の曼荼羅をいただく。雨具を着ていたため納札を渡す事ができず名前を告げて感謝。トンネルを越えていただく南無大師遍照金剛。合掌