この前は、ウルトラカメラのカラータイマーが点滅というより真っ暗で、あえなく退散・・・
今回は充電ばっちりで飯盛山に参る・・・
○ 飯盛山参道・・・誰もいない、観光バスは待機しているだが・・・
北側の正参道から参る・・・
○ 正参道から・・・こちらがほんとの参道・・・今は帰り道・・・
観光客も売店のおばちゃんに連れられ耳を傾けているが・・・半分は飲んで余所見よ・・・
○ 参道から右に行くと太夫桜が・・・天然記念物・・・
いわれはここに来て見てってください・・・
名妓が殺されたので弟の坊さんが弔ったとさ・・・
○ 少し上って左側に見えるのが、本家飯盛様・・・
昔はここにお寺があった・・・飯盛山正宗寺・・・
そこから少し上っていくと・・・
○ 厳島神社・・・
両側の樹齢550年の大杉が歴史を物語っている・・・昔は大きな社殿が・・・
神仏混合の飯盛山・・・だった・・・
○ 左側に観光客が・・・なんだろう・・・
○ 引き上げの同門・・・前がだいぶ崩れている・・・
○ 白虎隊士が傷つきながらくぐってきた同門・・・何故こんな所をくぐってきたのか ? ・・・
当時は秋の取り入れが終わったことから、こんなに水は流れていなかった・・・
時々、体験学習でくぐることも・・・閉所恐怖症の方はご遠慮・・・
これ、みな手掘りで掘ったもの・・・中は、真っ直ぐでなく、稲妻型…ジグザグ・・・水源は猪苗代湖・・・
それはねー・・・
○ 飯盛山の北側にある旧滝沢街道・・・敵が進軍してきた所・・・一緒に仲良く城下へ何て、できるはずがない・・・
そこで左側の山に飯盛山につながっている同門があるとわかっていた・・・そういう事なんです・・・
厳島神社から右側の石段を見上げればさざえ堂が・・・
○ 龍の彫り物だが、蛇が嫌いなのでつい蛇に見えてしまう
・・・
○ 急な石段を避け、なだらかな参道を・・・
○ さざえ堂・・・
上りも下りも階段がなく、一度通ったところは二度と通らない摩訶不思議な建物・・・
なぜこんなものを作ったのか、それはねー・・・
會津からの西国三十三観音めぐりを禁止したため・・・なぜ禁止したの ?
昔は西国三十三観音めぐりに行くとなると、ある程度以上のお金を持って行った・・・
他藩にお金が落ち、領内は金無し・・・
そういうことで、會津の地に三十三の観音堂を祀って領内で済ませるようにした・・・頭いい・・・
つい最近、会津三十三観音めぐりが県内初の日本遺産に認定・・・
ということで、一回でまわるにはどうしたものかと・・・
飯盛山正宗寺の郁堂和尚という人が知恵を巡らせ考えて作ったのがさざえ堂・・・
堂の角々に西国三十三の仏像を安置して、一回でまわれるようにした・・・
しかし、明治の神仏分離令で、仏像は取り外され(壊され)・・・
皇朝二十四孝の額が掲げられ今に至っている・・・
ちなみに角々には賽銭箱があり、お金や米などは樋(とい)を通って下に集められた・・・やはり金・・・
○ さざえ堂正面入口・・・出口は裏側にある・・・
さざえ堂から進んでいくと右側に獏に乗った供養車が・・・
○ 白虎隊十九士の霊を供養車の音で弔う・・・
なぜ麦芽…ビールではなく、獏、夢を食う想像上の動物・・・悪夢消滅で平和を・・・
悪い夢は見なくていいのだが・・・ついつい見てしまう、今マスコミをにぎわしている人もそうなのだろうか・・・
○ 案内板・・・最近は・・・
○ さざえ堂から厳島神社を・・・
おわり…次回 3に続く・・・