本当の正義とは社会全体の幸福を実現すること
現在、ロシアによるウクライナ侵攻が続いてる中、正義について考えてみた。
正義とは何か、改めて考えると少し難しい問題である。
辞書によって、記載内容が若干異なるが、要約すると「社会全体の幸福を実現すること」のようだ。
世界では「正義のために戦う」という大義名分で、暴力や破壊行為を見かけることがよくある。
時には、殺人を犯す場合もある。
しかし、いくら正義とはいえ、暴力・破壊・殺人は言うまでもなく間違っている。
暴力・破壊・殺人をする時点で、社会の秩序を乱し、幸福を奪っているからである。
正義のために暴力・破壊・殺人を犯すなら、利己主義が横行して、世界中が戦争になるだろう。
自分のことしか考えない状態は「社会全体の幸福を実現する」という正義とは反する。
では、本当の正義とは、暴力・破壊・殺人を避けながら、社会全体の幸福を実現することである。
議論をしたり、尊重し合ったり、助け合ったり、分け与えたりすることである。
完全にお互いの利害が一致すればいいのが、現実としては難しい。
そこで必要なのが、妥協することである。
多くの意見をまとめた結果、自分が損をすることになるかもしれない。
しかし、結果として、社会全体の幸福が実現するなら、それは正義と言える。
自分の損が誰かの得になっても、全体として平等と幸福が実現するなら、正しい意義があると言える。
非現実的のように思えるが、正義のたのには何をしてもいいと言う考えは、絶対に間違っている。