顕在意識と潜在意識(1)
今日と明日の2回は,以前から興味を持っていたテーマについて、学ぶ情報発信です。
人間の持つ無限の力を如何に解放するかを考える機会の提供です。
人間には2つの意識があると言われている。
一つは『顕在意識(表面意識)』といい、もう一つは『潜在意識(無意識)』です。
顕在意識とは、人間が普段、意識することのできる意識のことで、論理的な思考・理性・知性・意思・決断力
などを指す。
たとえば「買い物へ行こう」と自分の意思で決意した場合、それは顕在意識で決意したことになる。
顕在意識には、自分の力を引き出す大きな力は秘められていないが、社会生活を安定して送る為には必要な意
識です。
一方、潜在意識とは、人間が普段、意識することのできない意識のことで、感情・感覚・直感・記憶・想像力
などの事です。
過去における考えや心構え、欲望などの大きな貯蔵庫です。
毎日の生活の中で読んだこと、聴いたこと、観察したこと、受けた印象、考えたことが貯蔵されている。
潜在意識は創造的な洞察力や直観力の無限な宝庫とも言われる。
「潜在能力を高める」「潜在能力を引き出す」というのを、聞いた事があると思う。
この潜在能力とは、潜在意識の中で発揮される「無限の力」の事を指している。
しかし潜在意識とは、無意識下で活動する意識です。
よって自由自在に潜在意識を解放して、その能力を使ったりする事はできない。
天才と呼ばれる人でも、潜在意識は約3~5%くらいしか解放できていないと言われている。
顕在意識と潜在意識の割合。
人間の意識のうち普段意識をする顕在意識は、約10%ほどの割合です。
それに対して、意識できない潜在意識は、約90%と人間の意識の大半を占めている。
また潜在意識の影響力は非常に大きく、無限の可能性を秘めているという事を表している。
潜在意識は無限の可能性があるもので、本質的には自在に発揮できる力を持っている。
しかし無意識下で発動するので、多くの人は解放する事ができない。
続く。