震災後、閉鎖されたままの市内中心部。
聞く人、聞く人、「今は市内に行っても殆ど見るものないから、子ども達だったら動物園や南極センターに行った方が良いよ。」と言われたのだけど、どうしても震災後のクライストチャーチの街並みを少しでも子ども達に見せておきたくて、1時間ドライブで駆け足の市内観光ツアーをしてもらった。ツアーガイドをしてくれた人の家も見た目はとっても綺麗だったのに、実は取り壊しが決まっている。「でも、政府から新築の家をもらえるからそんなに悪い話でもないんだよ。」と話してくれた。大変な筈なのに、前向きでそれを感じさせない、チャーチに来て以来、会う人皆、良い人達ばかりでびっくり。私がラッキーなだけなのか、それともキウィ達がオージーより更にフレンドリーなのか?!
上段右:最近再開されたカンタベリー博物館
下段:まだ閉鎖中のアートセンター
初めて見たクライストチャーチの街並みは、ちょうど春と言うのも手伝って、とても可愛かった。震災の影響を受けずにオープンしている市内の大きな公園、へグリーパークはピクニックしたくなる素敵な公園。あちこちで花がが咲いていて、桜もとっても綺麗で、イギリス風の家並みも可愛く、震災の前はさぞかし綺麗だったんだろうなぁ・・・。こんな天気の良い週末は、このアートセンターには沢山の人が訪れ、マーケットが立ち、目の前をトラムが走り、とても賑やかだったらしい。もっと早く訪れていなかった事が少し、悔やまれる。
上段:遠くから見た大聖堂
下段:取り壊し予定のビルたち
震災後、何度も何度も目にした大聖堂の写真。立ち入り禁止になっているので、近くに寄れないけど、10倍ズームで見ると下に落ちている屋根(?)の部分が分かる。殆どのビルは右や左に少しずれているものの、あまり目立たなかったが、実は液状化現象でチャーチの街全体でものすごい量の砂が上がってきてしまったらしい。既に12分の7位のビルが取り壊されて、残りも来年の4月までに何とか取り壊し予定らしい。
上段:昔のGovernment house
下段:立ち入り可能な一番近くから撮った大聖堂
このGovernment houseは、ニュージーランドの歴史は不勉強で全く知らなかったのだけど、自治領だった頃の政府の建物らしい。地震で崩れてしまったけど、壊すのはあまりに勿体ない歴史的建造物なので、これは再建される予定らしい(ほっ!)
市内の閉鎖部分
下段:スタジアム
このスタジアム、今年のラグビーワールドカップで予定されていたクライストチャーチ戦2試合の為に、新しいスタンドを作ったばかりだったそう。見た目は綺麗だったけど、やはり液状化がひどく、全て取り壊し予定らしい。。。
あっという間の1時間で、歴史や建物の説明をしながら、震災の話もしてくれ、本当に良いツアーだった。因みに、興味のある方はOrana Parkのシャトルサービスの会社の人に聞いてもらえれば、紹介してくれると思います。
1995年の阪神大震災から16年。
会社の先輩達(我が親友Sallyちゃんの未来の旦那様も一緒でした)と大勢で出かけたスキーツアーから帰ってきたばかりで大阪駅にいた私。3階乗り場の入り口をちょうど通過しようとしていた時だったので、物凄い揺れも経験したし、その後何時間も家に帰れず、先輩達と梅田の街を歩いた。あちこちでビルのガラスが割れ、水道管が噴出し、現実とは思えなかった惨状。16年経った今も忘れられない思い出。娘や姪達に実際、体険しては欲しくないけど、地震の怖さを目の当たりにして欲しかった。東京出身の姪っ子に伝えたいことは山ほどあるけど、ほんの少しで良いから、感じてくれてると良いなぁ・・・。
聞く人、聞く人、「今は市内に行っても殆ど見るものないから、子ども達だったら動物園や南極センターに行った方が良いよ。」と言われたのだけど、どうしても震災後のクライストチャーチの街並みを少しでも子ども達に見せておきたくて、1時間ドライブで駆け足の市内観光ツアーをしてもらった。ツアーガイドをしてくれた人の家も見た目はとっても綺麗だったのに、実は取り壊しが決まっている。「でも、政府から新築の家をもらえるからそんなに悪い話でもないんだよ。」と話してくれた。大変な筈なのに、前向きでそれを感じさせない、チャーチに来て以来、会う人皆、良い人達ばかりでびっくり。私がラッキーなだけなのか、それともキウィ達がオージーより更にフレンドリーなのか?!
上段右:最近再開されたカンタベリー博物館
下段:まだ閉鎖中のアートセンター
初めて見たクライストチャーチの街並みは、ちょうど春と言うのも手伝って、とても可愛かった。震災の影響を受けずにオープンしている市内の大きな公園、へグリーパークはピクニックしたくなる素敵な公園。あちこちで花がが咲いていて、桜もとっても綺麗で、イギリス風の家並みも可愛く、震災の前はさぞかし綺麗だったんだろうなぁ・・・。こんな天気の良い週末は、このアートセンターには沢山の人が訪れ、マーケットが立ち、目の前をトラムが走り、とても賑やかだったらしい。もっと早く訪れていなかった事が少し、悔やまれる。
上段:遠くから見た大聖堂
下段:取り壊し予定のビルたち
震災後、何度も何度も目にした大聖堂の写真。立ち入り禁止になっているので、近くに寄れないけど、10倍ズームで見ると下に落ちている屋根(?)の部分が分かる。殆どのビルは右や左に少しずれているものの、あまり目立たなかったが、実は液状化現象でチャーチの街全体でものすごい量の砂が上がってきてしまったらしい。既に12分の7位のビルが取り壊されて、残りも来年の4月までに何とか取り壊し予定らしい。
上段:昔のGovernment house
下段:立ち入り可能な一番近くから撮った大聖堂
このGovernment houseは、ニュージーランドの歴史は不勉強で全く知らなかったのだけど、自治領だった頃の政府の建物らしい。地震で崩れてしまったけど、壊すのはあまりに勿体ない歴史的建造物なので、これは再建される予定らしい(ほっ!)
市内の閉鎖部分
下段:スタジアム
このスタジアム、今年のラグビーワールドカップで予定されていたクライストチャーチ戦2試合の為に、新しいスタンドを作ったばかりだったそう。見た目は綺麗だったけど、やはり液状化がひどく、全て取り壊し予定らしい。。。
あっという間の1時間で、歴史や建物の説明をしながら、震災の話もしてくれ、本当に良いツアーだった。因みに、興味のある方はOrana Parkのシャトルサービスの会社の人に聞いてもらえれば、紹介してくれると思います。
http://www.oranawildlifepark.co.nz/map.htm
Phone:(03) 379-1699 for more details.
email: jaycee@paradise.net.nz
Phone:(03) 379-1699 for more details.
email: jaycee@paradise.net.nz
1995年の阪神大震災から16年。
会社の先輩達(我が親友Sallyちゃんの未来の旦那様も一緒でした)と大勢で出かけたスキーツアーから帰ってきたばかりで大阪駅にいた私。3階乗り場の入り口をちょうど通過しようとしていた時だったので、物凄い揺れも経験したし、その後何時間も家に帰れず、先輩達と梅田の街を歩いた。あちこちでビルのガラスが割れ、水道管が噴出し、現実とは思えなかった惨状。16年経った今も忘れられない思い出。娘や姪達に実際、体険しては欲しくないけど、地震の怖さを目の当たりにして欲しかった。東京出身の姪っ子に伝えたいことは山ほどあるけど、ほんの少しで良いから、感じてくれてると良いなぁ・・・。