5月にアセスメントの人が来て、OTとハウスクリーニングを手配してくれると言っていたMy Aged Care。ハウスクリーニングは申請が下りなかったのか、何も連絡ないまま。でも、まぁ同居しているので特に困ることもなく。OTからは連絡があり、一通り家での生活に不自由がないか見てもらい、現在必要なシャワールームの手すりを付けてもらう見積もりを依頼。その後、6月からロックダウンに入ってしまったので、見積もり業者が家に来れなくなってしまったので、その話はずっと止まったままになっているのだが、その間も何度かOTが訪問してくれ、他の細かな事の相談にも乗ってくれている。
My Aged Careには簡単に言うと、2種類あって、NDISのように要介護レベルによってFundingが下りるパッケージタイプと、必要なサービス(我が家の場合OT)に必要なだけアクセスできるけど、パッケージとしてはFundingが下りないタイプ。その代わり、今回のようにOTが推奨する器具を申請して、承認が下りれば、一部のみ負担で、後は政府負担になったりするらしい。バスルームの必要な改築等も4割は政府が負担してくれるので、自己負担は6割ですむとの事。
我が家が今までOTの人に勧めてもらって試したのは、バス用の捕まる手すり、ベッド用の手すり、椅子用のクッションの3つ。一番安定性の良いバスに取り付けられるハンドレイルのサンプルを持ってきてくれたものの、我が家のスパバスには幅が合わず、取り付け断念。殆どの高齢のクライエントさんは、この国ではお風呂は諦めるらしく、あまり選択肢がないのが現状らしい。ベッドレイルはサンプルをしばらく使ってみて、良かったので新品を購入。45ドル位で安かったけど、鉄のしっかりしたものなので、変にK-martなので安いのを買わなくて良かった!
椅子に座っている時間が長いので、疲れにくいクッションのサンプルを持ってきてくれ、母も数週間試して気に入り、ファンドを使って申請することに。中には、小さな丸いゴムボールがいくつも連なって出来ているようなクッションが入っていて、後ろのバルブで空気を入れたり、抜いたり調整出来、洗濯可能なカバーもついてくる。病院に入院中にフィジオが手配してくれた自動で空気が入ったり出たりするクッションは、かなり高級で(8万円位?)、メンテナンスも大変なのだけど、これだと手動ポンプで空気を足せるし、一度入れるとほぼ調整もいらず。恐らく購入しても2万円程なのだけど、一度、EnableNSWに100ドル払えばずっとリースできるらしい。しかも、サンプルで使い心地を確認した後、実際には専用の新品をオーダーしてくれるので、サイズも調整でき、これはサンプルより少し小さいサイズで椅子にピッタリフィットするように作ってくれた。
そして、今日は車いすが到着!
先月、体調を崩した際に立てない、歩けない状態で、病院に行く時にもかなり苦労したので、早めに車いすを確保しておこうとOTに相談したところ、早速手配してくれたのがこれ!Karma Ergo Lite Transitという車いすで、こちらにしてはコンパクトなサイズで、持ち運びもしやすい!8月末に相談して、直ぐ申請してくれたようで、2週間ほどで連絡があり、本日配達された。素晴らしい~!
とりあえず、お手軽なお値段のを試しに買おうかと思っていたけど、やっぱりちゃんとしたのだから、取り扱いも楽だし、乗り心地も良いらしい。買取だとメンテナンスも自分で手配しなければいけないけど、EnableNSWを通して手配したので、毎年の維持費100ドル*を払うだけでずっと使えるらしい。買取だと9万円近くするのに、毎年維持費を払えば、修理も交換もしてくれるので、母の年齢を考慮すると絶対的に便利。My Aged Careに申し込んだ時は、こんなにOTが頻繁に相談に乗ってくれるとも思っていなかったし、正直期待もしてなかったのだけど、すごく良いOTに当たって本当にラッキー!あとはできるだけ、元気で母に長生きしてくれれば、、、と願うのみ!
*後日、OTと確認したところ、毎年ではなく、最初の100ドルだけでいいとの事!しかも、我が家はクッションで今年の100ドルは既に支払い済みなので、追加負担ゼロ!もし故障しても、EnableNSWが修理を手配してくれるし、万が一800ドルを超える修理費がかかった場合だけ(実際は新品交換になるだろうけど)またその年の100ドルを支払う必要があるとか。なんと思ったより有難いサポートでビックリ!これから先、万が一、寝たきりになったりしても病院で使用しているようなベッドも手配出来るみたいだし、今から先への不安が少し解消されました!老齢の親族がいる方でまだMy Aged Careに申請していない方は、ダメ元でもぜひ一度コンタクトしてみることをお勧めします!