気楽に♪

ゆったりと自然体で、気楽に過す私流・・・  (無断転用禁・著作は放棄せず)

花火

2012年08月05日 20時18分47秒 | あれこれ


ドンとなった花火、綺麗だな
空いっぱいに広がって
しだれ柳も綺麗だな

(歌詞は定かではありません)

昔、仕事仲間達との連携が強く
みんなで「お花見」や「忘年会」をしました。

すると決まって、大の大人が数人前に出てきて
「ドンとなった花火~」と歌いながら
両手を上に上げ、飛びあがり、足を開いたり閉じたり…

まさに、打ち上げ花火を模してる余興で
おおいにみんな笑い転げ
座が盛り上がったものでした。

何時しかそんな集まりも無くなり
懐かしい記憶として、たまに思い出すだけで…。



昨夜、ドン、ドンの音にカーテンを開けたら
花火が上がっています。

最初は遠くの夏祭りが上げてるようで
次は近くの夏祭りで上がりました。

パッと上がって消えて行く花火って
私はあまり好きではありません。

消えて静かになり、あの音と光は何だったの?
瞬時の火薬の光に何とも言えない寂しさを感じるからでしょうか…。

なので、故郷の夏祭りの花火も
数える位しか見に行きませんでした。

もっとも、例年煙が立ち込めた上で花火が開くので
音は凄いけれど、花火は見えない…でしたが。



震災復興で、今年は花火も上がるらしく
みんな輝いた顔で夏祭りを楽しむんでしょうね~。

夏の終わりを告げるみたいで
「夏祭り」や「花火」って、終わった後が嫌なのよね~。

満つれば欠けるの例え通り
盛夏のあとは、秋が来て、秋風が吹き冬が来る…

物悲しい秋がやってくるかと思うだけで
切なくなりますもんね。

秋の日の ヴィヨロンのため息の…

まさしく、秋は物悲しく ため息が出る…

その先に控えてる、東北の冬の重く長い日々

ため息だって出るというものです。

その幕開けを告げる「花火」
大きければ大きいほど
華やかであればあるほど…

終わった後の静寂がいや・・・