気楽に♪

ゆったりと自然体で、気楽に過す私流・・・  (無断転用禁・著作は放棄せず)

野鳥三昧

2013年02月19日 19時50分16秒 | 綴りごと
朝から今日は「雨」です。

しかも寒い一日となりました。

東京ではまた雪が舞ったようですが

こちらは終日「雨」


明日の朝もぐっと気温が低いようで

霜柱…出来そうです。


こちらに来て、故郷と変わらない農村地域に住み始めしたので

自然が豊富ではありますが…

「雪」が降らないので、冬鳥も少ないのです。


しかも「田」が有りませんから、田んぼに来る鳥も当然いません。

農村地域と言っても、家も多く

車も多く、遊休地などありませんから

人が必ず畑で働いています。


畑と言っても「茶畑」と「香花畑」が主流ですから

「畑」に来る鳥も少ない訳です。


要するに「野鳥」の「種類」が少ない…


そう考えると、故郷は

山、川、田んぼ、畑、海、岩場、砂浜が凝縮されていますから

全ての「野鳥」が春夏秋冬見る事が出来る!

ある意味、驚嘆すべき地であったわけです。


絵本や教科書に「故郷」を具現化した絵を描くとすれば

まず上方に山が有り、青空と雲と太陽

真ん中に山から川が海まで描かれ

川のそばに森が有り、林が有り、里山の田んぼ、畑、と民家が描かれ

網を持った子供が描かれ、チョウと野鳥が描かれる。


少し下って小さな町が有り、河口近くには工場が描かれ、

海が描かれ、漁船が描かれ、その端に砂浜や岩場が描かれ

磯遊びする子供が描かれる…。


一枚の紙に「故郷」はそう書かれるのが常で

ごく当たり前に受けて持ていたのに…

それは「当たり前」ではなく、故郷が特別な地域だった!訳です。


離れてそれが解るなんてね~。

私も、迂闊でした!


もう10年以上も故郷の自然を観察し、撮り続けてきたのに…

その凄さを、高校生達に伝えないでしまった…。


今、戻れるものなら戻って

この凄さを伝えながら、復興に向けて少しでも

役立つ事が出来たかも知れなかった…と、思う訳です。


ふる里は 遠くにありて 思ふもの… でしょうか…


野鳥三昧



被災した今も、野鳥たちは相変わらず戻っているという…

良かったこと。


天気 : 雨

気温 : 4~8℃位