山頭火つれづれ-四方館日記

放浪の俳人山頭火をひとり語りで演じる林田鉄の日々徒然記

死をまへに、やぶれたる足袋をぬぐ

2004-11-08 09:46:39 | 文化・芸術
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-山頭火の墓-山口県防府市護国寺

山頭火のモノローグ

性欲をなくしたノンキなおじいさん! 
わしもどうやらそこまで来たようだ。――
あるのは命だけだ、まだ、命だけは残っている。



酔うて、乱れて、なにが母の命日だ、――
地下の母は泣いたろう、――
ああ、恥を知れ、恥を!