いつ死ねる木の実は撒いておく 2004-11-21 15:49:38 | 文化・芸術 山頭火のモノローグ 朝湯こんこんあふるるまんなかのわたくし 感謝があればいつも気分がよい、 気分がよければいつでもお祭りだ。 ―― 拝む心で生き、拝む心で死のう。 そこに無量の光明と生命の世界が、 わしを待っていてくれる。
つかれた脚へとんぼとまつた 2004-11-21 00:27:30 | 文化・芸術 ネパール・ポカラの岸本学舎 Photo-Album 一ヶ月余り前だったか、 学校に行けないネパールの貧しい子らのために 車椅子の詩人、岸本康弘の見果てぬ夢 と題してこのブログ上でご紹介した、ネパール・ポカラで小学校を運営している 「きしもと学舎の会」のホームページがこのほどやっと復活したので、あらためてご紹介したいと思う。 もともと開設していたホームページがさる事情から管理者の変更とそれに伴うプロバイダーの変更などによって休眠していたもの。 松葉杖を唯一の友として 日本中をさすらい、世界中をさすらった、その果てに なお燃え尽きない、生命の火の、その末期の住処として 世界の最高峰ヒマラヤの山々に抱かれた、 ネパールの町ポカラに 貧困の子らの未来を紡ぐ、学校を建てようと―― ヒマラヤの山々に抱かれたネパールは世界でも最貧国の部類に入り、 国民の識字率もきわめて低い状況にあり、 日本からもさまざまなボランティアが、 学校に行けない子どもらや仕事に就けない貧民たちのために活動していますが、 この岸本康弘氏のように、自身が重度の身障者でありながら、 自ら先頭に立ち、自らの責任(経済的にも)のもとに、 学校を設立し運営しているケースは、 このきしもと学舎の会が唯一だと思います。 ご記憶の方もいらっしゃるでしょうが 2001年6月に起こった国王一家殺害事件に象徴されるように、 以後の政局はまことに不安定で治安も悪化、 人民戦争を標榜する反政府組織マオイストたちの行動はテロ化してきており、 日本の外務省が指定する危険区域も拡大する傾向にあり、 鎮静化の兆しが見られない状況で、旅行者は激減しています。 観光産業に頼る経済は長年強いインフレ状況にあり、 貧困層はますますひろがり、 国土全体としても最貧国ネパールへと落ち込みつつあるなかで、 ネパールの岸本学校は、岸本康弘自身の強い想いから、 貧困の子どもらに完全無償で教育の機会を提供してきているのですが、 現在のようなネパール情勢では、 日本の支援者らとの交流の輪を広げていくことも困難で、 学校の運営維持そのものもまことに厳しい状況にあります。 上段の見出し下線部分をクリツクすれば、 ネパール・ポカラ岸本学舎に学ぶ子どもたちの Photo-Album をご覧になれます。 きしもと学舎の会ホームページ へリンク