これからのコメ農家

政府がTPP参加を表明しましたね。
これまでも、全農などは猛反対してきましたが、国益が優先されたといえばいいのでしょうか。
そもそも、日本の多くの国民にとって農家の懐事情等知ったこっちゃないのでしょうが、こういう議論は多々ありますよね。

そもそも、コメなんてのは、その収入で生活している人などごく僅かなんです。
コメが安くなれば、農家は皆んな作付けをやめるでしょう。
今ですら、若い世代は農業を継ぎません。そもそも、農村に住んでいません。皆んなが遊んでいるゴールデンウィークは田植えなどの農作業、仕事の合間に水田の水管理、雑草防除や害虫防除の薬剤散布、刈り取りにかかる労力や農業機械の整備、
農業用水や畦畔の草刈り....

農業機械に何百万も払い、苗や農薬や肥料を指定通りに購入しなければ市場に出せないので割に合わない出費が嵩みます。

コメは農家が国の為にボランティアで作ってたんですよ。

TPP参加でボランティアから解放されるかもしれない...

と思ってる農家も多いとおもいます。辞めるきっかけが出来たのですから。

今までもそうですが、これからはコメは農家が自家消費用としてのみ作ればいいんです。
農機具は地方の男衆の老後のオモチャですからねー。

女性はあんまり、その趣味には付き合いたくないんですけど(--;)
但し、農地は一旦荒らすと復旧がとても難しくなりまけどね。