雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

命を育む

2013-05-25 17:54:22 | 日記
種を撒く、メダカを殖やす、金魚を飼う、カメを飼う、犬を看取る、子猫を拾う、猫をと暮らす...

私はたくさんの命に囲まれて暮らしています。

おそらく命が何より美しいのです。そしていとおしいのです。

金なんて、生き物たちの命の輝きに比べたらちっとも輝いちゃいないと思います。

近頃のこの国は何もかも経済的価値観が優先されているような気がします。
本来の人の営みは人も自然の一部だったはずです。

それを忘れてはならないと思うのです。



過疎地域は再生できるのか

2013-05-25 05:06:38 | 日記
先日、JC総研というJAの研究機関の研究員と、明治大学の小田切氏、橋口氏、全国市町村会の坂本氏らのご一行が当地域で昨年末に行った全戸配布のアンケートの集計結果の説明会に来られました。よくわからないのですが当地域を研究対象にしているようです。

その先生方のお話を聞いて、この地域の未来を作るのはやはり私たち自身だということを再認識しました。誰かが何とかしてくれるという意識を変えない限りここの将来は無いのだと感じました。

アンケート結果では、将来この地域で、何かやりたいことがありますかの問いで各年代とも一番多かったのは何もしたくないという回答だっということ。
やっぱり...

とは思いました。とりあえず自分が最優先でしょうから。でも、地域のために何か頑張るとまででなくとも、小さいことからでも、家の外での活動に参加してもらいたいと思います。

そういう、地域を自分達で守って来なかった年代のツケを若い世代に回してしまっていることにこの地域の人たちはどう考えているのてしょうか。

農家は激減し、田んぼのほとんどは、地元企業と数軒の大口農家が受けてます。土地から開放されれば、市街地へ引っ越していく...という構図が出来上がってしまってます。

私はそういった中でも、この地域の再生にはやはり農業だと考えています。それも、収入に結びつく農業てす。土地に執着があればここから出て行かないと考えます。

そのためには成功例を作ることだと考えるのです。

ファームは人知れずそんな実験をしているのです。