雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

子育ては田舎の方が適している。

2014-04-23 18:21:26 | 日記
 NHKのクローズアップ現代で子供の運動器障害について解説していました。

 確かに今の子供たちは自由に野山を駆けずりまわったりしていないものね~と思いました。

 私たちが子供の頃は、本当に野山を駆けずり回ってました。土手をよじ登ったり、くねくねした田んぼのあぜ道で追いかけっこをしたりしてバランスが悪いと田んぼに落っこちたりしましたっけ…。

 河原に下りるのに石積みの堤防に足を置いて下りたり、川を渡るのに靴が濡れないように頭の出ている石の上をポンポン渡っていったり、たまにぐらついた石に乗ってバッシャーンと川に尻餅をつてしまうことも。

 山道を歩けば木の枝に捕まったりよじ登ったり、田んぼの泥に足を取られたり。

 オタマジャクシすくい、川魚のつかみ取り、カブトムシ取り、

 すべて誰かがお膳立てしたものでなく、子供達だけでやりましたね。

 今の子供たちの多くは、そういった体験をしていません。外遊びは危険ということでたとえ環境があっても、家でネットかゲームが主流になってます。

 ゲームで虫取りするより本物の虫を捕まえる方がどんなにわくわくすることか…。子供たちの運動器のトレーニングなんてそういった外遊びで身につくんじゃないでしょうか。

  私は子供達にもっと自然に触れ合ってもらいたいと思っています。特に都会で育った親に育てられた子供達は田舎の故郷も持たないわけですからなおのこと自然に親しむ機会は減ってくると思います。

 最近はこれとは逆で、子育て環境を求めて街へ引っ越す若い世代が増えています。

 子育て環境とは、保育施設や学校や塾といったものなのでしょうか。

 でもやはり、それらは自然が教えてくれるものを肩代わりしているだけです。本来、人が生きて行く上で大切なことをはき違えないようにしたいものです。



家の前のハナミズキのつぼみも日ごとに大きくなっています。今年の春はやや気温が低めです。朝晩、暖房が欠かせない日々がつづいています。

田舎で余暇を。

2014-04-23 06:59:35 | 日記
 子供たちが巣立って、今は介護が必要な義母も老人保健施設に一時的ですが入所しているので正直暇です。
週末からゴールデンウイークです。世の皆さんは余暇をどう過ごすのでしょうか。

日本の観光は短い時間であちこち名所をみて回ることが主流です。最近は体験型も増えてきました。でも、商業的匂いがプンプンするのもどうかと思います。

 昔は親の故郷の田舎で過ごすことが多かったんじゃないでしょうか。

 最近は親世代も都会育ちで田舎に故郷がないという人も多いと思います。

 人々の志向はどんどん便利な都市生活へと向かい、田舎はどんどん荒廃しています。

 昨日、アメリカの資本主義の行き着く先についてテレビ番組をみていましたが、都市生活の行き着く先には何があるのでしょうか。

 実はどんなに都市を発展させても所詮田舎の大自然には及びもしないということに気付いているでしょうか。

 コンクリートを固めてつくった無機質な都市に人工的な緑地帯、華やかに見える都市もすべて自然の模写ばかり、

 つくりものなんです。すべて。

 
 一度、田舎で余暇を過ごして本物をその目で見て欲しいと思います。自然とは何か、人が人らしく生きるとは何か、

 一昔前の田舎のイメージは貧しく、遅れていたかもしれませんが、今の田舎ならその答えが見つけられるかもしれません。

 もしお出かけ先に困ったら、是非、田舎に足を運んでみてください。何もない。これこそ今の都会生活にはないものだと思います。

 



 

農の本質

2014-04-23 06:59:17 | 日記
我が家の畑を愛車で耕しました。

今年は土づくりからと思い、牛糞やもみ殻混ぜてみます。もともと田んぼだったので土が重くて粘土質で作業がツライので作物のためというより自分のために土を改良したいと思ってます。



土と戯れることは私の最も楽しいレジャーの一つです。

攻めの農業、農業所得の向上、

正直、そんなことは関係ないのです。人が人らしく生きる本質的な部分が農業ではないかと思うのです。土、土地を通して共同体が出来、ムラが出来、国が出来、そういったことだったのだと思います。

 今、企業の農業参入だとか、攻めの農業だとか声高に唱えられていますが

 それは農業が貧しい暮らしのイメージを持った過去の話。
 
 今は農のある暮らしこそが豊かさの象徴と思います。

 都市的な生活には限度があるし、便利になりすぎて退屈に思うこともあります。

 手作りや、自分で育てた野菜を食べる、自分の庭の花を花瓶に飾る、

 都会で出来ない贅沢な暮らしが出来るのが田舎暮らしの魅力となっていくように出来ればな~と思います。

 田舎に似合う服作りにも挑戦してみます。

 最近、ガーゼの優しい感じが気に入って自分で服を作ってます。買った布をまずはお洗濯。