こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[一生懸命遊ぶ]

2017-10-05 20:13:53 | 遊ぶ
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考を声に出す表現力、自分の言葉を文章する力をつける塾を目指しています。よろしくお願いいたします。
「こくご食堂」本日調理する食材は、[一生懸命遊ぶ]です。

9月28日読売新聞12版に「かいけつゾロリ」シリーズを書いていらっしゃる原ゆたか先生の記事が掲載されていました。

「かいけつゾロリ」とは、きつねのゾロリと子分のイノシシの、イシシ・ノシシが繰り広げる物語です。1987年からシリーズ化され、今年で30周年61冊刊行。11月25日には映画「かいけつゾロリZZのひみつ」が公開されます。


▲息子が本を買った時の付録キーホルダー


我が家の成人を過ぎた息子二人も、小学校一年生くらいのころ「かいけつゾロリ」ブームがあり、読みあさっていました。中におやじギャグのようなダジャレが沢山でてきて、子供達はゲラゲラわらいながら読んでいました。マンガのようなページも多く、お母様の中には、「ゾロリはいつまでも読ませておけない」という意見の方もありましたが、私は子供が他の本に自然にうつるまで静観していました。いつのまにか「ゾロリ」を卒業したときは、少し寂しい気持ちもしました。

この「ゾロリ」がロングセラーであることの秘密は、作者の幼少期にあるようです。小学3年生までは熊本で、それ以降は東京の北区。小学生の頃は仲間とマンガを描き、5年生では、友達と8ミリで粘土の怪獣でコマ撮りをしていたそうです。作者は小学校の時、ちゃんと遊んでいてよかったなあ。と言っています。

ちゃんと遊ぶ、とはある意味とても難しいことです。それが、物作りだけでなくなんでもいいと思います。芸人の小籔 千豊さんのお母様は、息子に将棋をすすめたそうです。将棋をしていたら、きっと将来役に立つと。子供のころは意味がよくわからなかったそうです。大人になり、吉本興業に入って新喜劇で、大物芸人さんが将棋をしているのを後ろでのぞいていると、
「将棋がわかるなら、やらないか。」
と言われて参加すると、将棋が上手なので先輩方にかわいがられるようになりました。そして、吉本新喜劇最年少座長になったそうです。

一生懸命遊ぶのは大切なのでしょう。大人でもそうです。遊びを楽しみに仕事をする。すると仕事の励みにもなります。私の遊びはインスタグラムです。今一番楽しいです。みなさんは遊んでいますか?