こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[マスクで無声発声練習]

2017-11-06 19:58:24 | アナウンサー教室
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考を声に出す表現力、自分の言葉を文章する力をつける塾を目指しています。よろしくお願いいたします。
「こくご食堂」本日調理する食材は、[マスクで無声発声練習]です。

生徒達に正しい日本語を教えるためと、授業で聞き取りやすい話し方をするために、アナウンサー教室に通っています。毎週日曜が授業なのですが、昨日注意されたことがなかなかうまく直せませんでした。それは、口角をあげて顔の上半分をうごかして「あ」を発声することです。読んでいると、だんだん顔が怖くなりますし、顔の上半分はどうしてもうごきません。鏡をみても動いていないのがわかります。先生は
「笑顔で発声しましょう。」
とおっしゃいますが、笑っていればいいわけでもなく、本当に難しいのです。

今日は派遣の仕事でした。鼻のアレルギーなのでマスクをしています。仕事の合間に、「あ」「い」「う」「え」「お」の口をしてみました。するとどうでしょう。大きな口をあけて「あ」をすると、顔の上半分が動き、マスクが持ち上がるのです。おもしろくて、何度も「あ」を無声発声しました。面白いくらいに「あ」がえいます。頬をさわってみると、動いているのです。
昨日の元アナウンサー先生曰く、
「顔の筋肉は、普段はほとんど使っていません。意識して動かさないと動きません。」
その通りです。普段怒って生活はしていませんが、普通の顔では筋肉は寝ています。今日のマスク無音発声練習は、とても新鮮でした。それを何度も練習したおかげで、帰宅してマスクをとっても頬がうごくようになりました。

明日はもっと大きな鏡を買う予定です。大きな鏡で毎日「あ」の練習です。やっとつかんだ筋肉の動き、忘れないようにします。

さらに、マスクはもう一つのトレーニングもできました。それは、腹式呼吸です。鼻で吸って、口で吐いての練習も仕事の合間にしました。腹式呼吸では、鼻から吸って口から吐きますから、口が乾燥することがなく、マスクの中も湿度があり鼻にもいいです。一石二鳥。いや、一石三鳥の効果がありました。

今日は一日の仕事で発声練習ができないと思っていましたが、思わぬ裏技を手にいれました。明日はカラオケ店で練習できる日なので、実行にうつします。しかし、日曜日の先生は、
「一番いいのは、仰向けに寝て練習することです。」
とおっしゃっていましたが、まさかカラオケ店では仰向けはできないです。それをどうするか、今後の課題です。

▲マスクが奇跡を