こくご食堂本日のお話は
「父 逝く」
2020年 11月25日夕方
静かに 父 逝く
享年94歳
10月末
食欲がないので、かかりつけ医師に相談。歩行がおぼつかないので、救急車で汐見台病院へ。
検査の結果、内蔵に癌があるらいしいということ。点滴をしました。
いろいろ相談して、一度帰宅し、入院することに。
医師から
もう会えないかも
と言われました。
その晩は、姉も私も泊まりました。
検査の結果、膵臓癌で肝臓に転移していました。
面会謝絶でしたが、主治医の配慮から毎日1名5分の面会ができることになりました。
病床では、
よさこい節を踊っておどける父。
最期までふざけたじーさんでした。
11月25日。
静かに息をひきとりました。
外は冷たい雨でした。
葬儀は井土ヶ谷のフタバさん。
社員の大半が父の経営していた
小川タイヤ商会のお客様。
伯母の葬儀でもお世話になっていました。
火葬場は、偶然にも29日14時にあきがありました。
「ジーちゃん、もってるね」
と次男が言いました。
そして、好きだった
よさこい節の流れる式場で最後のお別れです。
私は
父の半生を描いた(急いで作ったのでモノクロ)
「小川銀作物語」
と
オリジナルスペクタル家族紙芝居
「ちち」1から5
「あね 2」(ここには、カッコいい父が出てきます)
を披露しました。
家族の前で演じる紙芝居ほど、やりにくいものはありません。
そして、絵をいれまちがえたり、ダメダメなところも。
父も笑っていたでしょう。
私と姉の家族だけの小さい小さい葬儀でした。
父は仕事が大好きでした。
私も同じ。
2019年93歳まで現役で仕事をしていた父を、尊敬しています。
小さい頃、父と約束していました。
一つは
おとうちゃんとけっこんする!
もう一つは
小川タイヤをつぐよ!
どちらの約束もはたせませんでした。
ごめんね。
でも、大好きな仕事、塾と紙芝居をみつけました。
これからも仕事を頑張っていこうと思います。
お知らせできなかった関係者の方々。申し訳ありませんでした。
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