こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

【しられざる川崎】

2019-04-07 19:26:41 | COOLJAPAN
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

4月無料体験
4月9日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席5名
4月23日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席6名

学年は設定してありますが、予約状況で対応できます。
ホームページからご連絡ください
こくごレストランホームページ
または、インスタグラムのメッセージ
フェイスブックから
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。

紙芝居イベントでも申し込みできます。

こくご食堂今日のお話は
【しられざる川崎】

今週は、「奇祭」と呼ばれているお祭りに行く機会がありました。

本日も、行ってまいりました。

川崎大師駅徒歩10分。

金山神社の「かなまら祭」です。


▲金山祭りののぼり


認識不足でした。若宮神社の境内に、金山神社、幼稚園もあります。以前に川崎大師で期間限定の奉仕の仕事をしていたときに、職員の方に教えていただき、一緒に働いていた方と夕方に訪れたことがありました。奥にある黒い六角形の建物に、ピンクのお神輿が飾っているのが見えました。そして、手前には、またぐとお子さんを授かるという場所があります。川崎大師で働いている方で、なかなか子宝に恵まれない御夫婦がこの神社を訪れ、お参りすると、赤ちゃんを授かったとうかがいました。


▲金山神社社殿前にあります
ここをまたぐと子宝にめぐまれます


そして、4月の第一日曜日がお祭りだと聞いていましたが、一度も行ったことがありませんでした。去年知り合いになった紙芝居をされる○○一味さん(今は、紙芝居の絵の先生)が、ここで紙芝居をすると聞いて、今年は予定をあけていました。

「境内は混み合うから、早めに行ったほうがいいですよ。」
というアドバイスをいただき、9時30分に到着したのですが、入場制限ができていました。そして長蛇の列。知らずにずっとならんでいましたが、30分後、この列は御朱印の列だと知りました。イラスト入りの可愛らしい御朱印がいただけるそうです。そして、境内に入りました。お祭りにちなんだグッズと飲食類を販売があり、にぎやかでした。会場にいるのは、日本人が10%。残りの90%は外国の方です。しかも、国もいろいろで、様々な国の言葉が飛び交っていました。


▲御朱印の列
知らずに並んでいました


飴を購入する列に並んでいると、列を整理する方とお話ができました。
「岐阜からきているのです。父の会社が飴を作っているので。」
「御苦労さまです。」
三種類の飴を購入して、奥にある黒い建物に向かいました。

金山神社は、元々、川崎大師の踏切付近にあったものを、若宮神社境内に移したそうです。(大正時代)。神様が火の神様を生みました。その時大きなやけどを負って、その看病をした神様を祭っているという伝説から、下半身の病気、お産のお参りをする方が増えました。金属製錬などに使う簡単な送風装置である鞴(ふいご)の神様でもあります。ですから、鍛冶職人や金属を扱う会社の方々がお参りするそうです。東海道川崎宿の飯もり女(江戸時代、宿場に存在した私娼
)からは、お金を作る神様、性病よけの神様としてお参りされました。現在では、子授け、夫婦円満、商売繁盛のお参りをする方が増えています。

平成11年に建て替えられたこの金山神社社殿は、正面中央部に鞴と炉を置き、金床を埋め込んで鍛冶屋の作業場を再現してあります。今日は、その風景をみることができました。絵馬を焼いているようでした。そして奥にあるものには、鍛冶の道具がえがかれたものがありました。


▲若宮神社


▲金山神社
社殿



▲社殿奥にありました
剣・かまが描かれています


お神輿は、3つありました。
「奇祭」ということばかりクローズアップされますが、何を祈願する神社なのか知ると、お祭りがさらに楽しくなります。

お神輿の練り歩きの後ろに、遊女のスタイルをした方がいましたが、歴史になぞられたものだったのですね。


▲お神輿の先頭


川崎大師公園では、さまざまな催しがありました。神輿が到着すると、中央ステージでは
「これから、まなから音頭を踊ります。先に、この女性たちが見本をみせるので、次にみなさんも一緒におどってください。」
年配の女性が大勢浴衣をきて現れました。とてもお元気です。その放送の後に英語放送もありました。それを聞いていた、後ろにいた外国人の方が、
「オー。イエス」
意味がわかったようでした。外国の方々は、その年配の女性の踊りを熱心に撮影していました。


▲かなまら音頭


そして、公園では、○○一味さんの紙芝居が始まりました。お祭りに合わせて、健康的な「野球拳」。近くで野球の試合をしていた、少年野球の小学生が3名やってきて、参加していました。とても可愛かったです。



▲健康的な野球拳



日本人の参拝者が少ないことが残念でした。このお祭りをきっかけに、お子さんたちと「性」について考えたり、土地の歴史などにふれるのもいいと思います。

川崎大師仲見世の老舗飴屋さんでも、この祭りの趣旨にあった飴が販売されていました。これだけ外国人の方が大勢集まるお祭りなら、もっと川崎をアピールするイベントを行ってもいいような気もしました。

そういう私も、川崎に住んで25年。初めての参加でした。
川崎には知らないことがまだまだあります。


★二子新地
駄菓子木村屋さん
第二第四水曜日
4月10日(水)
4月24日(水)
15時~18時30分くらいまで
中庭マルシェ
https://takatsu-kawasaki.mypl.net/shop/F00001000005/
紙芝居(無料です!)



★★アースフェス
4月20日(土)
代々木
詳細が決まり次第発表します。

★★農園フェス
5月12日(日)
川崎市宮前区 小泉農園敷地内
小泉農園さんで開催される
農園フェスに紙芝居で参加します。
詳細はまた後日発表します

★★メイズダイナーイベント
5月18日(土)
二子新地駄菓子木村さんから徒歩2分
カフェのメイズダイナーさんのイベントに
紙芝居で参加します。
詳細はまた後日発表します


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