こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[相撲]

2018-01-14 19:53:23 | COOLJAPAN
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[相撲]

最近「相撲」と聞いて、みなさんはどんなイメージがありますか?

私の中の「相撲」は、毎年夏に開催される相撲大会です。主人の実家のある街では小学校に土俵があります。そしてその土俵では、毎年夏になると3日間相撲大会があります。学年ごとの対決です。偶然通りかかった年から、毎年参加しました。毎回さらしの「まわし」を係の方がまいてくださいます。「まわし」をした息子達はとても嬉しそうでした。3日間のうちに、一日は三人勝ち抜くとスイカを丸ごといただける日があります。親も、子供も、みている方々もとてももりあがる瞬間です。一度だけ長男がスイカをいただいことがありました。しかし、うっかり落としてしまい、その場で割れてしまったことがあります。落としたのは私でした。

その相撲の団体では、毎週土曜日に練習がありました。その団体に数年所属しました。息子達は堅いまわしをいただいて、練習に取り組みました。そして、ある年の夏、元千代の富士、九重親方の部屋に稽古にうかがうことになりました。当日、親方は御留守でしたが、引退したばかりの曙さんがいらっしゃいました。曙さんに稽古をつけていただきました。片手で子供達を軽々持ち上げる姿に、みている親も子供達も息をのみました。

それから、子供と両国に行ったこともありました。予約もせず、ふらりといきましたが、偶然外から稽古をみられる部屋がありました。始めは外からみていましたが、知らないで、中に入っていって見学しました。本当は後援会の方しか入れないところだったみたいです。知らないとは恐ろしい。そこでしばらく静かに稽古を見学させていただきました。お相撲さんの本気のぶつかり合いに、いつもやんちゃな息子達も息を殺して真剣に見学しました。その時、舞の海さんが偶然いたので、一緒に写真を撮ってもらいましたが、息子達はだれだかわからず、後で「技のデパート」を呼ばれた伝説の相撲取りで有ることを知り、びっくりしていました。

そして「相撲」に興味をもった私達は、義父母を誘って相撲観戦にいきました。一回目に行ったときは、二回の椅子席でした。二回からも正方形の土俵はよく見えて、迫力がありました。会場を散策していると、ジャンバーを着た往年の相撲取りの方々が会場整備をしており、義父母と興奮してしまいました。ちなみに、入り口でチケットのもぎりをしていたのは、元高見山さんでした。当時は朝青竜が飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍をしており、その日も試合に負け、自分の髪をむしりながら悔しがっていました。

二回目は、一回はマス席で見たいということで、6人マス席にしました。身長178センチ前後の男子(主人・長男・次男)と義父母と私では、6人マス席は手狭でしたが、みんなで寄り添いあって観戦しました。丁度、横綱白鵬 入場する入り口の上でした。試合前の横綱は、テレビではみることのないような苦しそうな表情をしていました。そして勝負に勝ち、戻ってくるときも取り組みに納得いかなったのか、厳しい表情でした。

今、「相撲」はいろいろな問題でゆれています。私は「相撲」をする方々が、「相撲」に専念できる環境を作っていただきたいと思います。そして、「相撲」はテレビでみるよりも、国技館でご覧になっていただきたい。ルールの説明がなくても、楽しめる国技です。そして、「相撲」をとってみてください。小さいお子さんがいるご家庭でしたらできると思います。意外と面白く、難しい競技だとわかります。女の子でも楽しめます。早く騒動が収まり、「相撲」ファンが胸を張って「相撲っていい国技ですよ。」とおすすめできるようになってほしいです。

私は「相撲」が好きです。


▲二回目観戦の枡席からのながめ




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