こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[嬉し涙]

2018-01-08 20:36:36 | 生徒との思い出
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[嬉し涙]

以前勉強を教えていた生徒のお母様からラインと写真が届きました。今日は成人式です。久しぶりに私の塾に通っていた生徒3名、Sちゃん、J君、Kちゃんの三名の写真でした。「ちゃん」で呼んでいますが、全員男子です。成人式会場で再会したそうです。

私はとても嬉しかったです。まず、生徒のお母様が成人式の写真を私に送ってくださったことです。私が会館を借りて塾を始めた時、最年少生徒だったのが、Sちゃんでした。会館を借りて塾を始めた時、5年生の女子生徒Kちゃんと3年生のSちゃんと二名で、小学生クラスに通っていました。ひらめきがあり、飲み込みも早かったので、5年生のKちゃんと一緒に三角形の内角の和の授業をしたのを覚えています。三角形を書いて、それを3つの角を切り取り、ノートに貼ると、180度になるという授業でした。Sちゃんは、できあがった図形をみて「ウお―」と唸っていたのを覚えています。

J君もKちゃんも、兄弟が私の塾に通っていたので、授業に参加することになり6年生から同じ学年3名のクラスになりました。全員が兄弟で次男という異色のクラスでした。全員前に出たいのです。そして、お笑いに厳しいクラスでした。私もこのクラスに向かうときは、相当面白い話を用意しないといけませんでした。特にSちゃんは、笑いに関しては大人でした。

5教科を週に3回学習します。時間は2時間。このクラスはとてもいいクラスで、お互いに勉強で競っていました。数学では、応用問題ができないとできるまで解きたいというクラスで、そこまでこだわらなくても・・と思うこともありましたが、お互いにわからないと教え合うところもあったので、とても素敵なクラスでした。ある時は、二人が問題を解いて、自分だけ時間がかかってまった生徒が、プリントを拾うフリをして机の下で泣いていたことがありました。男の子の名誉もあるので、私はみて見ぬふりをしました。こんなに負けん気の強い生徒があつまるクラスは、初めてでした。

それぞれが高校に合格をして、川崎の串揚げ食べ放題にいきました。お母様達も知っている方なので、一緒にいきました。その時に、生徒達から花束と手紙をいただきました。中学3年生男子が花束を持って、照れくさそうに渡してくれたのを今でも昨日のことのように覚えています。その時いただいた手紙は今でも大切な宝物です。実はこのクラスが終了した日、泣いてしまいました。寂しくて仕方なかったです。

その後、Sちゃんとは駅で何度も会って、いつもかわない調子で沢山話をしてくれます。Kちゃんは、硬派。電車で偶然会う事がありましたが、いつも私の話を笑って聞いてくれます。J君は、高校生になってから一度だけ会っています。私が買い物に行こうと歩いていると、自転車に乗って大きな声で歌をうたいながら横を通りました。声をかけるとびっくりしていました。

そして今日の写真。J君は大人になり、中学生の頃の面影が少なくなっていてびっくりしました。Sちゃんは身長が190センチ近くになり、Kちゃんはお洒落な髪形です。3人の写真をみて、また涙です。今度は嬉し涙。こんなに大きくなって。大学生の3人。残りの学生生活、楽しく過ごしてほしいです。

そして、この仕事をしていて、一番嬉しいのは、生徒達の人生に関わることができたことです。キラキラ目を輝かせていた生徒たちと、沢山話をしました。素敵な時間を一緒に過すごさせていただき、感謝しております。

また、ばったり街で会うのを楽しみにしています。


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