こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[ドラえもん]と[私]

2017-07-30 07:48:13 | こくご日記
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。よろしくお願いいたします。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[ドラえもん]と[私]です。

授業をしていると、子供たちが飽きる時間があります。子供たちも人間ですから、毎回ハッピーではありません。そんな時、生徒に私の体験談をお話しします。一番人気のあるものを、特別にお披露目いたします。

私には2学年上の姉がいます。とにかく怖い姉。だから私はいつも「お、お、おねえちゃん」とビクビクしながら呼んでいました。姉が1年生になる年の春、ピカピカの学習机が我が家にやってきました。本のラックがあり、引き出しも、横長が一つ、右はに三つ。右の引き出しは、一番上は鍵がついていて、魅惑的でした。幼稚園の私には、ランドセル、学習机、何もかも未知の世界でした。

小さい子供は、とにかく高いところが好きです。私も木のぼり、塀のぼりなどをしました。家の中では、机です。ちゃぶ台は、私のワンマンショーのステージでした。もちろん、この「おニュー」の机も私の新しいステージとなりました。何度か、登っては飛び降りを繰り返します。何度目かの登頂の際、ふと下の鍵つき引き出しが目にとまりました。

「ドラえもんだと、ここはタイムマシーンだったな」

気分はすっかり「のびた」。ひき出しをそーっと前に出し、

「未来へ、ゴー」

がたんがたんがたん

聞いたこともない音と、破壊された引き出しが残りました。

この話をすると、子供たちは私に親近感をもってくれます。先生も子供のころがあったのだな。とか、先生は僕たちより破天荒だな。とか。そこでぐっと距離が近くなります。

他にももっと「姉」との話はございますが、それはまたの機会に。



▲ まだありました。姉の机
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