こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[素晴らしい指導者]

2017-09-04 05:00:00 | こくご日記
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。よろしくお願いいたします。
「こくご食堂」本日調理する食材は、[素晴らしい指導者]です。

毎週楽しみにしているテレビ番組があります。「ボクらの時代」フジテレビ日曜AM7時。

http://www.fujitv.co.jp/jidai/

3日(日)の放送では、ビートたけしさん、星野仙一さん、松尾雄治さんがゲストでした。みなさん明治大学の出身です。たけしさんは映画監督、星野さんは元プロ野球の監督、松尾さんは元ラグビー監督とみなさん指導者を経験しています。その中で素敵なお話がありました。

星野仙一さんが明治大学野球部時代、監督は島岡吉郎さんでした。早稲田大学との試合、ピッチャーの星野さんは3回でノックアウトされました。深夜、
「早稲田に負けて腹立たないのか?パンツ一枚でグランドに来い。」
と島岡監督に呼び出される星野さん。深夜12時。ピチャ―マウンドの上で正坐をさせられました。雨は降ってくる。明け方になり、辺りが白々としてくると、ホームベースに人の気配が。島岡監督です。
「それから、YESマンになりました。」

島岡監督、素晴らしい指導者です。指導者が教える者と同じことをするのは、なかなかできないことです。

中学時代、クラブ活動で剣道をしていました。男子剣道部の顧問の先生が、一緒に稽古をしてくださいました。寒い冬の体育館。道着と防具で体は温かいのですが、裸足の足の裏は感覚がありませんでした。床に血が付いていると、誰かの声がして皆一斉に足の裏を見ると、私でした。血豆がやぶけて出血していました。みると、顧問の先生の足の裏も同じでした。同じ苦しみを味わうと、その情景も忘れられません。

私も島岡監督や剣道部の顧問の先生のような指導者になりたいです。大人の目線だけではなく、生徒の目線で物を見て、生徒と一緒に考えて体験してゆく授業がしたいです。

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