こくご食堂本日のお話は
🔺小学生のころ
「うさぎ おいし」
歌をきいていると、さて、どっちのこと?と感じるときがあります。
例えば「はし」
橋
箸
イントネーションでわかる場合もありますが、歌の場合はそれが不明になることもあります。
ふるさと
という童謡があります。
うさぎ追いし かの山
食いしん坊の私は
うさぎ美味し
だと思っていました。
という話を母にしました。
「美味しいよ!」
「えーー。」
群馬の山の女。母。
杉の苗をうえると、それをねらって野うさぎがやってきます。
苗をかじられてはたまりません。
害獣駆除のため、罠をしかけます。
罠にかかった野うさぎを、食べていたそうです。
さっぱりした味だとか。
衝撃でした。
それとともに。
私の聞き間違えが、リアルな話題になりました。
そして、さらに。
「そして、うさぎの皮を干していると、戦地にいく人の家族が買いにくふんだよ。防寒具にするために。」
野うさぎをやみくもに食べていたわけではありません。
ありがたくいただいた命。
皮も防寒具に生まれ変わり、最後まで山の生き物に感謝をするのです。
実験教室で教えていたときのこと。
授業で、鶏の解剖をしました。
精肉店で、羽などは全て除いてもらった、鶏をどーんと前に置きました。
実験の前に生徒に話をします。
「勉強をさせてもらうための動物です。気持ち悪いとうのは、おかしいですよ。命に感謝をして実験しましょう。」
休みのキャンプでは、害獣としてとらえた動物の解剖もありました。私は参加しませんでしたが、そこでも、同じ話をするそうです。
母から野うさぎの話を聞いてから、
「ふるさと」
をきくと、
追いし
美味し
両方の絵が浮かぶようになりました。
独特の童謡解釈です。
🔺小学生のころ
おきにいりのシャツはうさぎ!
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