こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[先陣]

2018-02-05 19:43:37 | アナウンサー教室
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[先陣]

昨日はアナウンサー教室でした。発展クラスになり、基礎クラスの教室ではなく、少し広い教室になりました。以前は、左奥の席に座っていましたが、なぜか発展クラスになってから、その席に座っている生徒さんがいるので(別にどこに座ってもいいのですが)右奥に座っています。座席も指定席のようなものがあり、そこに座らないと落ちつかないのですが、右奥の席が指定席になりつつあります。

さて、今回の先生、私が心の中で「え」の先生と呼んでいる男性の先生です。何故「え」の先生なのか?それは、基礎クラスのときに、「え」の発音ができずに一次試験は全部落ち、「え」の練習をして補欠でアナウンサーになったという話しをしてくださったからです。アナウンサーの発声で「え」は口を横に開くのではなく、縦に開きます。それがなかなかできませんでした。「え」の先生のお話を聞いてから、毎晩お風呂で口を縦に大きくひらき「え」の練習をしました。うまくなっているかわかりませんが、以前よりはいいと思っています。

今回の授業は、ナレーションでした。「え」の先生が、
「少し練習したいよね。それでは、3分間練習してください。」
とおっしゃりました。この時間です。私の葛藤。教室は静まりかえっています。早く音読しないと、練習時間が終わってしまいます。この日曜日のクラスは控え目な生徒ばかりです。ここは、私が一番に声をださないといけない。さて、声をだしましょう!頑張れ自分。

すると、声がうわずって、棒読みになりました。
「最初に読んでくれるのはいいけど、もう少し感情をこめて。」
「え」の先生が笑いながら、私の心中を察してくれているように語りかけてくださいました。この教室に通うようになり、振り切って何かをすること、先陣をきって何かをすることを学んでいます。だんだん、怖いものがなくなってきました。

最初にやった教材は番組宣伝なので、元気よく大きな声でいつものように発声しました。しかし、途中、俳優さんと女優さんの名前を言うときはトーンを変え、また元気に、などの指導がありました。私は俳優さんの行を読む時に、声のボリュームを落としてしまい、何度かやり直しをしました。二回目に練習したのは、テキスト年間購読のお誘いです。原稿の中に電話番号があり。「7777」7が4つ続きました。私は苦手なので、声出し練習でゆっくり読むようにしました。順番に発表があり、なんとか苦手を隠すことができました。他の生徒さんで、7777が苦手な方が数名いました。彼女達の声を聞いていて、「ナナナナーナナナナー」とジョイマンが頭に浮かんできて、笑うのをこらえるのが必死でした。最後は環境特番の告知なので、声を抑えての課題です。いつもは大きな声でやっているので、声を抑えるのは難しかったです。声を落とす課題で実力を発揮する生徒さんも多くいました。

以前から興味のあったナレーション。今回の授業を受けて、アナウンサー教室が終了したら、こちらには進みたいと強く思うようになりました。せっせと働いて資金を集めようと思います。


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