はじめまして。2018年5月。川崎市中原駅徒歩5分、大戸神社・武蔵中原駅徒歩15分、神明神社で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を「こくごレストラン」を創業しました。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。
「こくご食堂」本日調理する食材は[賞金は良いか、悪いか]
東京マラソンで日本新記録が出ました。設楽悠太(ホンダ)が日本新記録となる2時間6分11秒をマークし、日本勢最高の2位に入りました。従来の記録は高岡寿成が2002年にマークした2時間6分16秒。今年は2018年なので、16年ぶりの記録更新です。
この件で、話題になったのは賞金です。1億9千万円を手にいれることができた設楽選手。この額をどう考えるかです。賞金が高額になったとたんに新記録がでるという、とてもわかりやすい図式になってしまいました。しかし、選手がこの記録を手にするまでにかかったトレーニン・食事・遠征などの費用は、表にはでません。スポンサーのついている選手でも365日、トレーニングや食事が保障されているわけではないと思うのです。私は、この金額は決して高いものではないと思いました。
さて、これを学問に置き換えたらどうでしょうか?よく話題になるのが、ご家庭で学習の結果に金品をかけることです。それは、難しい問題になってきます。例えば、100点をとると1000円もらえるという生徒がいました。中学生です。ここで、平均点で考えてみてください。平均点が30点のテストで、80点の場合と、平均点が90点のテストで100点の場合です。どちらも100点ですが、難度でいえば、平均点が30点のテストです。公立中学の定期テストでは、先生によって100点をださないテストを作成する先生もいるのです。先生の意図は、100点にこだわらなくても、理解度で点数をつける先生もいます。例えば国語など。そうなると、価値でいえば、80点のほうが高くなるのです。しかしです。100点をとるというのは、意外と難しい。得意な教科でも、うっかりで99点となることもあるのです。それを加味すると、全部あっていることに関しては価値があります。こうなってくると、ご家庭の問題ということでしょうか。
私がここで言いたいのは、学校の定期テストの問題で100点とることばかりに目をむけないでいただきたいのです。よく生徒達に言っていたのは、100点以上の点はテストではつかないのです。生徒の中には、200点でも500点でもとれるほどの能力がある生徒がいます。できれば、そこを目指してほしいのです。小さくまとまらないでほしい。いい意味で欲を出してほしいと思います。
学問で賞金制度にするのは、悪いこととはいいません。しかし、学習する、わかった、嬉しいといステップを踏み、100点以上の学習をしてみたいと思ってほしいのです。
賞金はよいか?悪いか?難しい問題です。
無料体験のご案内
各回、6名までとさせていただきます。応募はホームページ問い合わせよりお願いいたします。
ホームページ小学生の国語作文塾 in 川崎 こくごレストラン
https://kokugoresutoran.jimdo.com/
「こくご食堂」本日調理する食材は[賞金は良いか、悪いか]
東京マラソンで日本新記録が出ました。設楽悠太(ホンダ)が日本新記録となる2時間6分11秒をマークし、日本勢最高の2位に入りました。従来の記録は高岡寿成が2002年にマークした2時間6分16秒。今年は2018年なので、16年ぶりの記録更新です。
この件で、話題になったのは賞金です。1億9千万円を手にいれることができた設楽選手。この額をどう考えるかです。賞金が高額になったとたんに新記録がでるという、とてもわかりやすい図式になってしまいました。しかし、選手がこの記録を手にするまでにかかったトレーニン・食事・遠征などの費用は、表にはでません。スポンサーのついている選手でも365日、トレーニングや食事が保障されているわけではないと思うのです。私は、この金額は決して高いものではないと思いました。
さて、これを学問に置き換えたらどうでしょうか?よく話題になるのが、ご家庭で学習の結果に金品をかけることです。それは、難しい問題になってきます。例えば、100点をとると1000円もらえるという生徒がいました。中学生です。ここで、平均点で考えてみてください。平均点が30点のテストで、80点の場合と、平均点が90点のテストで100点の場合です。どちらも100点ですが、難度でいえば、平均点が30点のテストです。公立中学の定期テストでは、先生によって100点をださないテストを作成する先生もいるのです。先生の意図は、100点にこだわらなくても、理解度で点数をつける先生もいます。例えば国語など。そうなると、価値でいえば、80点のほうが高くなるのです。しかしです。100点をとるというのは、意外と難しい。得意な教科でも、うっかりで99点となることもあるのです。それを加味すると、全部あっていることに関しては価値があります。こうなってくると、ご家庭の問題ということでしょうか。
私がここで言いたいのは、学校の定期テストの問題で100点とることばかりに目をむけないでいただきたいのです。よく生徒達に言っていたのは、100点以上の点はテストではつかないのです。生徒の中には、200点でも500点でもとれるほどの能力がある生徒がいます。できれば、そこを目指してほしいのです。小さくまとまらないでほしい。いい意味で欲を出してほしいと思います。
学問で賞金制度にするのは、悪いこととはいいません。しかし、学習する、わかった、嬉しいといステップを踏み、100点以上の学習をしてみたいと思ってほしいのです。
賞金はよいか?悪いか?難しい問題です。
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