こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[リカバリー]

2018-03-23 19:41:01 | 元気になるには
はじめまして。2018年4月。川崎市中原駅徒歩5分、大戸神社で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[リカバリー]

落ち込むことがあると、どのように復活しようかあれこれ模索します。復活しようともがけばもがくほど深みにはまる事もあります。

最近悪いことが続きました。一つの事象は、他愛のないことなのですが連続し、少々疲れました。そこで、久しぶりにピアノを弾いてみました。ピアノは近所に住む幼馴染がみな習っており、憧れの楽器でした。そのピアノにチャレンジしていたのが、今から3年前。電子ピアノですが、購入して練習に励んでいました。ピアノの先生が教室を辞めて、新しく仕事をすることになりました。新しい教室まで通っていましたが、遠いのでそこでストップしてしまいました。私は楽譜が読めません。先生からは、音符を読みながら引くように言われていましたが、どうも苦手です。今も感覚です。お笑い芸人の「みやぞん」も感覚で楽器演奏をするそうです。彼ほど才能がないので、弾ける曲も少ないです。「アメージンググレイス」「グリーンリーブス」。芸術に理解のある母方の伯母に、いつかピアノを聴かせるねと約束をしています。まだ実現していません。

音楽の力というものは、想像を超えます。指を動かす。ピアノの音に耳を傾ける。心に響きました。久しぶりに録音していた音楽も聴いてみます。一瞬にして音楽の世界に入ることができました。

人は弱いものです。時々、どうにもならないくらいの圧迫を感じることがあります。そんな時、人と会って話しをします。お酒を飲みます。ストレス発散方法は沢山あります。しかし、その方法を思い出せないほど疲れている時もあります。ストレスを回避する為には、元気なうちに興味を持ったものをストックさせておくことです。ストックが多ければ、疲れていても大丈夫。自分の中にある「楽しい」引き出しから、その時の気分にあったものを取りだせばいいのです。

私の危機を救ったものをご紹介します。
映画・新宿吉本で漫才をみる・音楽・美味しいお菓子・散歩・旅行。そんなに大掛かりなものはありません。準備がいるのは旅行くらいでしょう。旅行も、大変な準備をせず、思い立って「熱海」に行ってきました。「熱海」は近いのですが、急坂建築・遊覧船・廃墟のまま残された店など、散策すると面白いものが沢山ありました。

落ち込むことがだれでもあります。しかし、問題はそこからです。「立ちあがる」素材を持っていて、それに気がつくことができればリカバリーが早くできます。忘れかけていたピアノ演奏のように、思いがけなく近くにあり、小さいことが心を救うことがあるのです。

春です。新しい生活が始まります。みなさんも疲れたときは、早めに「楽しい」引き出しをのぞいてみてください。


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