Syl.Com.

名も無きねこに

at 2004 11/27 14:14

2006-07-04 22:04:56 | わたし
シンコペーションを利かせてうどんを食べながら思った

何かの問題についての話し合いで、話のスジがおかしいとか、
そういった理屈のつつきあいは見ていて公正だと感じる。

一方、議論の対象にそもそも備わるコトから離れ、主張の根拠を「一流」とか「二流」とか、
範疇の違う「いわゆる事実」とやらに置こうとするのは、この上なく頭が悪そうだ。
言ってしまえば「だってボクん家のお父さんがそう言ったんだよ。お父さんエラいんだもん。」
といって話を締めるのと変わらない。

大の大人になってまで、こういった手合いに個人的に関わるのは、ゴメンこうむりたい。
この最後の「たい」が大事。
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at 2004 11/22 08:14

2006-07-04 22:04:13 | わたし
加減が要なのだろうけど

名詞の数をそろえて、パンクチュエーションを見直した後、トライアルの文書を送った。
がんばりすぎで不採用になった前回の反省から、今回は直訳が多い。
しかし、これでいいのか。

明日は独検だ。
ずっとサボってたからな。
今回はダメだろう。
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at 2004 11/21 20:53

2006-07-04 22:03:28 | わたし
磁力の立ち上がり?

例のトライアル、一ページやるのに三時間もかかった。
むずかしい。
苦労して訳してみたものの、これでは話にならない。
明日送る前に見直さないと。

ここ何日かドイツ語もやってないな・・・
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at 2004 11/18 04:09

2006-07-04 22:02:56 | わたし
ねこ好きにはたまらない一冊、と嘘をつく

昨日、仕事の面接の帰りに、どうしたわけか気分が悪くて倒れそうになった。
耳に入ってくるどんな音も腹立たしく、まっすぐに歩くことも難しい。
何とかがまんして駅にたどりつくと、運良く電車は空いていた。
腰を下ろして少しは落ち着くかと思ったが、今度は発車・停車でかかる横方向の重力が気持ち悪い。
吐き気をこらえて、古本屋さんに足を運んだ。

まったく離れたところにある二件の古本屋さんそれぞれで、
『ひげよ、さらば』(上野瞭 新潮社 1987)の上巻と下巻が置かれていた。
どこかのサイトだったかで、「およそ児童書とは思えないヘビーな展開と内容」と
紹介されていて気になっていた本だ。
気分の悪いときに読んでみると悪夢を見る。なるほどヘビーだ。
帰り道のスーパーで、自分が幽霊か何かになって、
現実から遊離してフワフワと漂っている感じまで味わった。
読み応え抜群だ。
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at 2004 11/17 04:10

2006-07-04 22:02:27 | わたし
該って

特許申請関連の翻訳で、トライアルの文書が送られてきた。
未経験の分野とはいえ、全く見たことの無い専門用語がいっぱい。
書き方もなんだか論文みたいだ。それっぽく訳してしまっていいのだろうか。
これほどまでとは。

教訓:Techinisch, allzu Techinisch
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at 2004 11/14 08:55

2006-07-04 22:01:55 | わたし
戦いは数だよ

そろそろ新しい職を探し始めなければいけない。
そんなところに依頼とお誘いが。

今度の依頼は、ついこの間やっつけた仕事の修正だ。
客先に納品した日本語マニュアルの内容が修正されるそうなので、
それにあわせて英語も変える必要がある。
ただ、どどっとまとまって仕事が発生するのでなく、散発的に数ページ単位で依頼が来そうな感じ。
しかも、ページ当たりの単価を見積もってくれと派遣元が言ってきた。
これまで翻訳の仕事はあまり扱ってなかった会社なので、相場がわからないという。
そんなことを言われても、わたしだって困る。
英日の場合ならワード数で出すけど、今回みたいに日英で単価見積もりをしたことが無い。
いろいろと話しているうちに、クライアントと事務所側で相談して値段を決めることになった。

別件でお誘いが掛かっているので、やるならやるで早く仕事をくれないと動きづらい。
詳しい話を聞かないとまだ不明なことが多いけど、
ドキュメント関連の経験と英語が必要とされる仕事らしい。
給金はよくないけれども、紹介予定なので上手くすれば長く続けられる。
FrameMakerやPageMakerを使うようだったらいいんだけどな。
メールに返事をかこう。

メールといえば、ドイツ語の添削が先生から帰ってきた。
昔読んでいたものの癖で連発してしまった関係詞節は、きれいさっぱり切り捨てられていた。
いまだに不定冠詞類と形容詞の強変化も混同している。ダメだ。

来週は待ちに待った試験。
二三日前に試しにやってみた模擬試験では正答率が高かった。
長文問題は多少知らない言葉が出てきた所で問題なく答えがわかる。
ただ特定の前置詞を要求する動詞の問題は相変わらず苦戦してる。
それと語彙の知識をそのまま問う出題。
他の言語から語根を類推することもある程度は出来るけど、
こういった問題は単純に知識の量が勝負だ。
「戦いは数だ」とか、誰かのセリフにあったっけ。

一年に一回しか受験できないのだから、がんばろう。
あ、その前に先生にメールを書くんだった。
時間かかるんだよな。
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at 2004 11/14 08:03

2006-07-04 22:01:10 | わたし
11月14日 くもり

曇り空を見ていると、落ち着かない。
部屋の明かりを昼間からつけて、不自然な光が窓ガラスに反射している。
射し込むとはいえない、弱々しい光が、外の風景と窓際に積んだ百科事典を白くする。
部屋は冷えて、指の関節を硬くする。
何かが来るのか、わたしが行くのか、どちらだか分からない。
未だ知らないこと、不安を掻きたてるもの、くじけない気持ち、
内側と外側からの圧力が鬩ぎあっている。
空が曇ると、落ち着かない。
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at 2004 11/02 20:04

2006-07-04 22:00:28 | わたし
帰れる場所が無いんだ

ロシア語講座の再放送を聞きながら、届いた本をさっそくながめていた。
階下で人声がする。かなり大きい。
わたしの部屋のすぐ下には年配の女性が一人で暮らしているが、声は男性だ。
自室の扉をあけると台所の窓越しに複数の人間の声が響いてくる。
階下はとてもさわがしかった。ゆっくり本も読ませてくれないのか。

仕方ないので夕食の買い物に出ようと玄関を出ると、
おなじみの赤い回転灯が視界の隅に入った。
事件か。
通路の手すりから顔を出して下を見ると、いるいる、制服の方々が5~6人。
パトロールの車とバイクが複数台、表にとまっていた。

買い物に行くついでに、警察の人に何があったかを聞いてみた。
下の部屋に泥棒が入ったそうだ。
それに驚いた老女が倒れて骨折してしまい、そのままの状態でずっといたらしい。
隣人の話によると、第一発見者は遊びに来た「彼氏」とのことだ。
それにしても齢70で彼氏がいるというのも、なんだかな。
まあ、命に別状は無いのはなによりだ。

二三日前、深夜に階下の明かりがずっと点いたままになっているのが気になったが、
この事件と関係あるのかもしれない。
いつだったか、最近階下から扉を叩くような大きな音が聞こえたのも気になるので
警察の人に話してみたが、記憶が不確かだったので、あまり役に立てなかったようだ。

警官の聴取が終わって、近所の人と話していると、あまり見かけない人たちが
どっからかワラワラと出てきて部屋の玄関口にあつまっている。
「公明党の人、創価学会だよ。」と隣人は言う。
会員が困ったことになると助け合う制度がきっとあるんだろうけど、
それにしても素早い展開だ。
だったらいっそのこと、昨日ぐらいに老女を発見してもよさそうだ。

そういえば、2~3年前、真下の部屋で小火が出たこともあった。
そのときは、警報で叩き起こされたわたしと件の隣人とで火を消し止めて、
大事には至らなかった。しかしそれ以後、こちらも安心して暮らせない。
それで今回の事件だ。
これまで身に覚えの無いことでわけのわからない苦情を老女からさんざん言われているので、
前回の火事や今回のような事件があると、こちらとしても気持ちは穏やかではない。
高齢者の一人暮らしだと、どうしても気の回りきらないことが出てしまうのだろう。
それはわかるが、いいかげん何とかしてもらいたい。
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at 2004 11/02 15:37

2006-07-04 21:59:52 | わたし
ユウェナリスだったっけか

仕事が終わって二三日しか経っていないのに、もう体は無職者生活に馴染んでいる。
それもそのはず、7ヶ月はこんな生活をしていたのだから当然だ。
懐が心許ない状況はほとんど改善されていない。とっとと職につかなければなるまい。
けれど、読みたい本がどんどん積み上がっていくし、独検の準備もある。
あと二週間ぐらいはぶらぶらしよう。

昨日は昼頃目が覚めた。
なんとなくいきおいで、隣町まで髪を切りにいった。
髪を切って食事を遅めの昼食を取った後、例の教えてもらった古本屋さんに足を伸ばした。

洋書の棚に、Batailleの”On Nietzsche”をみつけた。この手の本は性に合わない。
感覚的に「ああ、わかるわかる」なんて読み飛ばして、
何年か経って全く分かってなかったことが分かる、そういう本だ。
全力で取り組むなければいけないだろうし、いまのわたしにとってそれだけの価値がある
本ではないだろう。買っても本棚の隅でほこりをかぶるだけなので手を出すのは控えた。

文庫売り場でトーマス・マンの『ファウスト博士』(関泰祐 関楠生訳 岩波書店 1974)をみつけた。
文庫本三冊で450円。昔、その筋の古本屋さんで2000円で売ってるのを見かけたときは、
手が出なくてあきらめたのだが、これなら買える。掘り出し物だ。


今日はまたひどい咳で目が覚めた。
症状がひどくなることは無いが、回復にずいぶんとかかっている。
そんなに体が弱っているんだろうか。

朝からタラタラと過ごしてしまっているが、少し前に本が届いた。
某通販サイトで先週注文したものだ。

“Totem and Taboo” Freud Sigmund Dover 1998
『ビジネスで使いこなすAdobe PageMaker6.5 Plus』 岡嶋和幸 ワークスコーポレーション 1999

フロイトの本は、学生のころ受講していた人間学の先生に薦められたものだ。
その頃は供犠についてレポートを書いたりしてたので、
内容的には関連があるのかもしれない。本来ならその頃読んでおくべきだったのだろう。
マンの方もドイツ語の先生に教えてもらったものだ。
当時から探しまわって、英訳本を買っては見たけどなかなか読む気になれなかったのが、
やっと見つかった。
学生の頃の宿題をずいぶん引きずってしまっている。少しずつでも精算しなきゃ。

PageMakerの本は趣味ではなく職探し対策だ。
DTPを専門にやるわけではないけど、技術を知っていて損は無い。
実際、翻訳の技能以外にその手のアプリケーションの知識が必要になることが多い。
FrameMakerとあわせて知っておけば、ひとまずドキュメント関連でやっていく上で
プラスになる。欲を言えばInDesignとかも知っといたほうがいいんだろうけど、
まだそこまで手がまわらない。出来ることから、ひとつひとつ片付けないと。
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at 2004 10/30 03:30

2006-07-04 21:59:11 | わたし
職を離れてもやることはいっぱい・・・いいのだろうか?

一ヶ月の契約期間が終わり、やっと放免された。長かった一ヶ月、いろいろあった。

仕事はまたしてもヤッツケにならざるを得なかった。
納期が前倒しにならなかっただけまだマシなほうだけれども、
九日間で700ページ訳すことになってしまってのだから、どうしようもなかった。

翻訳するべき日本語の原稿が納品前日になって発生するとか、そんな事件もあった。

指示命令の系統が何もなく、翻訳する文書がいつサーバーにアップされているのか
さえ知らされないので、年中自分でフォルダの中を捜しまわらなければならなかった
のには、まったく手を焼いた。
皆いい年しているんだから、ファイルを置いたら一言ぐらい言ってくれればいいのに。
「あ、いつのまにか英語になってるよ」なんて聞こえてくると、ちょっとグッと来る。
なっているんじゃなくて、わたしが、していたのだ。

原稿に修正を加えても、誰にも何も言わず、ファイルに修正履歴も残さず上書きする者もいた。
ごめんの一言なく、「指示が無かったから」と言って神経質な少年のように笑う彼。
34にもなって、対人スキル0でやっていくのはエンジニアでもきつかろう。

納品の前の週から、一週間契約で助っ人翻訳者も招いた。
仕事の質は問題ないのだけれど、速度があまりに遅くて、納期の差し迫った
あの時期には誤った選択になってしまった。
結局700ページ強の内、担当してもらったのは80ページ程度。
しかもDTP作業はわたしが担当するというオマケもついていた。
それでも何人かの候補から彼を呼んでくれと上司に言ったのは、
わたしなので文句は言えなかった。

設計補助で来ていた女性がわたしの手伝いをしてくれることになった。
人当たりもよく、細かいことにも気を配れる人だったが、納期が差し迫っていても
業務時間ギリギリに出社して定時に帰るペースで仕事にあたるので、これにも弱った。
彼女と助っ人、わたし、三人でチームを組んでやってはいたが、殆どの仕事は
自分でやるしかない状況だった。よくある話だ。

納期前の10日間は、土日祝日関係なく連続して働いた。
台風のなか出社するのは、寒くてよくない。
何とか納期に間に合うようファイルをでっち上げて気力を使い果たしてしまって、
最後には体調を崩した。
一時期39度近く熱もあったが、それでも客先からいつドキュメントが帰ってきて
変更・修正が入るか分からないため、出社して待機するよう指示された。
仕方が無いから顔だけ出してはいたが、翻訳の仕事は殆どなく、
あるのはエンジニア達の書いた仕様書や設計書を整形するとか、その程度の作業だ。
何日かは熱のせいで眠ることが出来ず、乾癬の症状まで併発してまた眠れず、
二週間たった今は咳がひどくて眠れない。
罰ゲームとしては、まあまあというところか。

それもこれも全て終わったことだ。
設計補助の女性が次の職を見つけて辞めてしまうので代わりに残ってくれないかと
契約の切れる今日になって派遣元から言われたが辞退させてもらった。
体をじっくり休めたいことがまず一つ。
今月のドイツ語の試験に向けて時間が欲しいのもある。
しかし、人見知りが激しく自分の感情を上手くコントロールできず、
仕事をまわす事ができない人々に囲まれる職場はイヤだというのが、理由として大きい。

とはいえ、まったく悪い連中ばかりだったわけでもない。
少し仲良くなったエンジニアの男性からは、いままで知らなかった古本屋さんを教えてもらった。
先週の日曜、早速足を運んでみたら、聞いたとおりかなり大きい店舗だった。
古本屋さんとしては取り扱っている洋書が比較的多く、棚を眺めるのも楽しい。
気になる本がいっぱいあったけれど、ひとまず買ったのは三点。
“On the Beach” Nevil Shute Scholastic Inc. 1957
“Man and his symbols” edited by C.G.Jung Laurel book 1964
『精神分析入門(下)』S.フロイト、高橋義孝・下坂幸三訳 新潮社 1977
マンキューのミクロ経済学もあったけど、その前に読んでおくべきものがあるので見送った。

読むものはたまっていく一方なのだけど、前々から仕事が終わったら買おうと思っていた
テリー・イーグルトンの『美のイデオロギー』(鈴木聡、他訳 紀伊国屋書店 1996)をついに買った。
6000円もした。この手の本は高くて仕方ない。
もう少しお金を足すと、まともな露和辞典が買える。

独検の受験票は昨日、ついに来た。
朝家を出る前に勉強したり、往き帰りの電車の中で本を読んだり、
忘却に対してはかない抵抗を続けていたドイツ語の勉強だが、かなりマズイ。
今回の2級の試験はパスできないかもしれない。
これから三週間で準備できることなど高が知れている。
この時期に取る手としては、これまでの知識を整理しなおすぐらいだろう。

そのまえに、何とか体調を整えないと、夜も眠れない。これはかなわない。
そろそろ横になろう。
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