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名も無きねこに

就業先決定

2006-07-28 00:22:33 | わたし
いまの就業先は、今週いっぱい夏休み。
でも休日出勤ということで、一昨日と昨日は職場に顔を出していた。
昨日は翻訳するものもあまりなく、手持ち無沙汰だった。
最終日に手際よく片付けられるよう、余った時間で荷物や書類の整理をして、もって帰る辞書もまとめた。
帰り際、プロジェクトリーダーの社員から送別会を開きたいと声をかけられた。
社員が派遣の送別会を開くことは稀な職場だし、勤め始めて一年にもならないので意外だった。


今日は二件面談に行った。
どちらのクライアントも事前に送付されたわたしのスキルシートに目を通し、その上で会いたいといってきたのは共通だけれど、対応は両極端だった。

ISPの方はスキルシートを見た段階で採用を決めていたそうで、面接でも業務の詳しい内容にまで踏み込んで話した。
二人の営業が派遣元から来て、面談に同席した。
内、一人は営業部の取りまとめ役、もう一人は言動や連絡の手際の悪さから察するに新人だろう。
一通り仕事の話を終えたその場で就業意思の確認を求められたものの、もう一方のクライアントと面談もしていないのに即答するのも悪いと思い、返事は今日中にしますということで退散した。
おまけに返事を先送りにしておきながら、稼働日もゴネて延ばしてもらった。

取りまとめ役の営業はわたしが返事を後に延ばしたいと言ったら渋い顔をしていた。
ちょっとゴネると即嫌な表情をするところは、どの派遣会社の営業も同じだ。
けれど、こちらもこちらで自己防衛をしていかないと、いいように使われるだけというのは、これまでの経験から学んだことだ。
まとめ役は渋い顔をしつつ、そこに派遣される翻訳者はわたしが初めてなので、一部隊立ち上げるぐらいに仕事を大きくしたいのだろう、わたしもクライアントも思いつかなかったような仕事の進め方を勝手に提案していた。
聞いてて「なるほど」と思わせるあたりは、さすがの手腕だ。

派遣元が嫌かどうかは別問題としても、電車を二回乗り換えなければならず、勤務地も好きではない。が、それなりにお金をもらえる。
これまでの貧乏暮らしから一歩脱却できるだろうし、前からプログラミング関係の翻訳をしたかったのでいい機会だと思うことにした。


もう一方のクライアントは感じが悪かった。
そもそも畑の違う仕事を無理やり紹介してくる派遣元だったので、
経験の無い分野とツールの知識が前提となる案件と聞いた段階でいやな予感はしていた。

面談に出てきた女性—そこに勤めた場合上司になる—は、わたしが一緒に仕事をしたくない人物の典型だった。
ISPで内定が出ていたので、わたしも無理にそこに就業する意思もなく、面談はほぼ不毛と言っていい内容で終始した。
わたしも、派遣元も、クライアントも時間を無駄にした。
トライアルはお手上げに近い内容の上、制限時間のせいで焦っていたし、翻訳スキルの低さも相まって、結果はかなりひどかったろう。
翻訳と言えるレベルに達していなかったと評価されていたとしても反論はできない。
帰りの電車の中でひどくダウンな気持ちになって、かなりひきずった。
その後帰りに本屋さんに寄ってThe OriginとTRIGUNの最新刊を買ってタラタラと家で読んでいたら、落ち込んでいた気分もやっと落ち着いてきた。

即採用をくれたクライアントがあっただけありがたい。
わたしがどれほど通用するものなのか、行ってやってみなければ分からない。
業務開始前にちょろっとUNIXをいじっておこう。
情報セキュアドがますます遠のくけど。
コメント
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