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名も無きねこに

秋季へ目標変更か

2008-03-09 23:40:25 | わたし
一週間手をつけなかったフランス語だが、
『完全予想仏検2級』を中心としたルーチンに戻る前に、
仏検二級の公式問題集を使って現時点での実力を測定した。

2006年度春季仏検2級:74点(100点満点)

筆記:52点(68点満点)。内訳は以下のとおり。

第1問(前置詞):0点(配点4)
準二級までは得意だった前置詞問題でいきなり全滅している。
基礎的な使い方で出題されるのは準二級までということだろうか。
特定の動詞・名詞と結びつく用法を押さえておかないと
解答できない問題ばかりだった。

第2問(語彙):6点(配点10)
ミスしたのは二問。
ひとつは、問題の和文から直訳したのでは解答できず、仏文の感覚を問う。
もう一方は形容詞と副詞を間違った。
『完全予想』を何度も繰り返していれば押さえられる設問だろう。

第3問(動詞):4点(配点10)
問題集の解説で間違えやすいポイントとされているところ
全てを踏んでしまったようだ。
正しい動詞を選んでいても活用が分からなかったり、
アクサンの付け忘れだったり。
動詞の活用問題より語彙の方が手ごわい気がする。
実際の得点は語彙問題より下回ったけれど。

第4問(長文1):10点(配点10)
第5問(会話文1):10点(配点10)
第6問(長文2):12点(配点14)問題文の読み違いで一問ミス。
第7問(会話文2):10点(配点10)
解答が選択式なのもあって、長文・会話文問題は
語法・文法の正確な知識が無くても、なんとなく正解してしまう。
難易度も準二級とさほど変わらないようだ。

書き取り:10点(配点14)
読まれる文章は準二級より多少長いが、
内容と程度は同じくらい。難しくは無い。
55/65ワード正解なので甘めに採点して10点とした。

聞き取り:12点(18点満点)。内訳は以下のとおり。

問題1:5点(配点8)
失点はスペルミスによるもの。
聞き取れていても正確に書けなければ意味が無い。

問題2:7点(配点10)
10読まれる質問のうち3つが理解できず、解答しなかった。
本文を十分に理解できていれば、そんなこともないだろう。
スクリプトを読んでみれば分かるのだけれども、
音声だけではまだ完全にはついて行けない。

筆記問題の方は、設問1・2・3に注力する必要がある。
そちらに対処していれば、長文問題の解答力も比例して上がると期待される。
『完全予想』の勉強ももうじき語彙編が終わって動詞編に入るけれども、
語彙編を何度も繰り返す方が、全般的に効果がありそうだ。

書き取り・聞き取り1は、準二級のときと同じく、スペルミスが痛い。
普段から手を動かして覚えないといけない。
『1からはじめるフランス語作文』とディクテを繰り返して、
基本語彙のスペルミスを減らしていきたい。
聞き取り2は、フランス語講座応用編ほど難しくない。
入門編をピシッとこなして、語彙の勉強とディクテで力がつけば、
対応可能だろう。

全体的に見て、ようやく70点を越えられるかという程度だ。
一次試験はかろうじて合格できるのかもしれないが、確実ではない。
受験料が値上がりして7000円になったことも考えると、
春季の受験には積極的になれない。
秋季を目標にゆっくり勉強する方がよさそうだ。
コメント (4)
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『人間について』 読了

2008-03-09 03:54:45 | わたし
ボーヴォワールの『人間について』を読み終えた。
うつで理解力が落ちているのか、それとも生来の頭の悪さなのか、
解説では「明晰、平易」と言われている内容は、十分に理解できなかった。

  われわれは、何時でも、一つの<<他所>>の方へ逃れることができます。
  ところが、この他所たるや、まだどこかに在るのです。
  われわれの人間的条件のただ中における、どこかに。
  われわれは彼女(人間の条件)から、絶対、逃げられっこありません。
  そして、彼女を批判するために、外側から彼女を見つめようとする
  どんな方法も無いのです。
  彼女のみが言葉を可能たらしめます。

当然といえば当然なんだけど、逃げようが無いとは酷な結論だ。

一週間ばかりフランス語を休んでいた。
明日か明後日から勉強を再開したい。
仏検のサイトを見てみたら、受験申し込みはもう受け付けている。
受験料も値上がりしているようだ。
受験料と勉強の進捗をあわせて考えて、春季の二級を受験するか決めよう。
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