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名も無きねこに

何度目かの『審判』

2009-07-04 22:51:44 | 仏検二級二次
通院で半日潰れた。
以前ならフランス語の参考書を携えていったところだが、
今日はカフカの『審判』(原田義人訳, 新潮文庫, 1971)を
読んでいた。
『変身』のような短編はいうまでも無く、
これより長い『城』まで読破しているのに、
なぜか『審判』だけは二三度読みかけて、
そのたびに中断していた。

今日、改めて読み進めようとすると、
なんともまずい翻訳と不条理な展開が相俟って、
読み難さに苛立ちを感じた。
中途で放棄していた原因はこれだったのかと納得した。
原文に忠実に訳しているのだと思うが、訳文がぎこちない。

仏検の二次まであと二週間という時期に差し掛かって、
ようやくフランス語に対する学習意欲が戻ってきた。
帰宅してから、二次試験の課題に沿った作文に取りかかり、
一時間で二題分 300 ワード強の文章を仕上げた。
まだ十五題残っているが、この勢いなら二三日集中できれば、
全トピックを終えられるだろう。
他の教材は後回しにして、
二次対策の作文を全部上げてしまおう。

29.5h
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