イカから電話がかかって来た。近況報告と読書会の連絡だ。
教えていた中学の臨時講師の口はクビになった。
校長、教頭と折り合いが上手く行かなかったそうだ。
相変わらず不器用だ。だが、そこがイカらしい。
読書会は二つあって、片方は課題図書がまだ決まっていない。
プラトンの『国家』を候補に入れるのにはイカも前向きだった。
彼の愛読書ということだった。
もう一方のフーコーを読む会も合わせて、
来月中旬に集まろうかという話で落ち着いた。
それまでにフーコーの概説書も一冊は読んでいった方がいい。
今夜から早速読み始める。