わたしもボケていた

母の面会にホームまで行ってきた。

出てきた母は元気な様子で安心した。

わたしの事はまだ何とか覚えていたようだが、

13年前他界した父が元気か尋ねられた。

やはりボケてしまっているが、高齢なので仕方ない。

あれこれ話していたら、先月持って行ったハガキを読んでくれたか、

聞くのをすっかり忘れてしまった。わたしも人の事を言えない。

来週行ったとき、今度は忘れずに聞いてみよう。

でもあの様子だと多分覚えていないだろう。

差し入れのリンゴゼリーはお腹がいっぱいで食べられない、

という事なのでスタッフさんに渡して、

後で食べさせてもらえるようお願いしてきた。

帰宅してポストを見たら先日注文した本が届いていた。

"Vorlesungen zur Einführung in die Psychoanalyse : und Neue Folge"
(S.Freud, Nikol, 2010)

翻訳本は持っているから、これなら読んでいて間違いかどうか

自分で確かめられる。

読み始めるのは年明けかな。