考えの方向

エビリファイを飲んでいる間はやたらと気力が無く、
「死んでしまったほうが楽だろうな」という漠然とした希死念慮があったけれど、
バルプロ酸ナトリウムになってからは、その思いも治まってきた。
わたしには相性の良い薬なのだろう。
その代わり、実際問題に考えが行くようになってきて、
現実逃避でやっていたフランス語から自然と足が遠のいている。
健全な思考といえば、健全なのだろうが、
まじめに仕事をしながら勉強している人たちには、全く頭が上がらない。
八方塞に思える現実を直視するだけの気力がまだ無い。
考えの向きが変わってきただけでも、病気が良くなっているのだろうか。

帰る のか？

新しい薬のおかげか、自傷衝動はあまり湧き上がらなくなった。
鎮静効果は実績があると医師がお墨付きで処方してくれただけのことはある。

自傷欲求が生じなくなった分、仕事のことを考えるようになった。
いつまでも何もしないでわけにいかない。
けれど、次は何ができるだろう？

翻訳に戻るのは、病気のことを考えると止めておいた方がよさそうだ。
才能も実力も無いものを無理してやれば、またうつがひどくなる。

そんなことを考え始めたら、フランス語が面白くなくなった。
逃げつづけていた現実に引き戻され始めたのかもしれない。

とはいえ全く止めてしまうのももったいなく、
今日は惰性でちょっとだけ勉強した。

『完全予想仏検2級』：30分
NHKフランス語講座入門編：20分

春季の仏検2級はいろんな意味で難しい。
実力が達しなさそうなのもあるけれど、意欲を維持しつづけられるか、
もし仕事をはじめたら受験まで勉強を続けられるか。

様子見のために受けてみるのも手だけれど、
全く歯が立たないと分かっているものをやっても仕方ない。
今月中に過去問を一度解いて、それから考えよう。

薬が変わって

これまであまり効果が無いようだったエビリファイから、
より鎮静作用の高いバルプロ酸ナトリウムに薬が変わった。
昨日眠る前に飲んだのが初めてなのだが、今朝目覚めてみると、
ウソのように頭が軽い。こんなにも早く効果が現れるものなのか。

今日の分

『完全予想仏検2級』：80分

集中力欠如といらいら

起きた途端、後悔の念に襲われる。
意識の無い状態が一番楽だから、目覚めるのがいやなのだ。
何か一つのことに集中することもできず、
何をやっても無意味に思える。
ここ何日かそんな症状が続いている。
エビリファイとかいう薬はあっていないのか。
病院に行って相談してみる。