順番に変化していく舞台の、進化のプロセスです。



舞台プランの図面を見ながら、
「ここが何センチで、ここから段があって・・・」と、
ビニールテープで舞台の形をとっていきます。
どこから出るとか、ここにはパネルがあるとか、
平面のテープだけでイメージして稽古するんです。
写真は、そのテープを貼っているところ。

図面を見ながらの作業なんですが、
どんなセットになるか、
平面図だけでは、なかなか浮かんできません。
頭の中にイメージができるまで、
けっこう、場ミリにも時間がかかります。



ラストは広い固定稽古場で、本番そっくりのセットを組んで、
稽古が続きます。
まだ色はないけど、形は同じ。
これで最後の仕上げをしていきます。



セットが完成して、いよいよ本番。
床の素材が変わるので、滑ったり滑らなかったり。
ライトも初めて入るので、
細かい部分の最終調整に時間をかけます。
(ホントにえっ?っていうようなことがあったりするんです)
そして・・・



終わってみれば、早かった・・・。
素舞台に戻ると、こんな狭かったんだと驚きます。
立体があるって、すごいですね。


また興世王ネタです(笑)
がっつり舞台メイクをしている顔を、

落としている、洗顔料だらけの顔。

なんかおかしくて、
「目にしみる~」と言う声を無視して、みんなで撮影会



これも進化(後退?)のプロセス、ということで(笑)