どの社会でもそうでしょうが、
仲良く協力していこう、と思う人が多いところは、
当たり前のことながら、
みんな、最初からフレンドリーです。
初顔合わせのときから、
何となく、いい空気が流れている座組みは、
だいたい最後までうまくいきます。
というか、
全員でこれから、
1本の作品を作っていくんだから、
手を取り合って、いいものを作ろう!
と思うのは当たり前じゃないか、
って思うんですけどね・・・。
なかなか、
そうはいかないんですよねぇ。
*
初顔合わせで集まったとき、
「甘く見られるまい」とか、
「なめられてたまるか」とか、
そういう気持ちが、先に出る人がいます。
面白いことに、類は友を呼ぶで、
そういう座組みはまた、
そういう役者が多かったりする。
そうなると最初っから最後まで、
火花が散るような稽古場になります。
*
そうかと思うと、
演出家がすんごく怖い雰囲気で、
まわりにいる人たちも、
ピリピリしてたりすると、
(ヤバいとこ、来ちゃったかも

なんて後悔することも。
*
また、少し大きめの公演では、
上の方の役者だけが固まって、
演出家の近くの椅子に陣取り、
いかにも業界っぽい雰囲気で喋っていて、
他の役者たちは、
隅っこの方で小さくなってる、
みたいなところもあります。
こういうところも、最後までこれですね。
ヘンに威張ってるのがいたりして、
やりにくくって仕方がない。
ホントに、まったく、
くだらない特権意識ですよね~。
その業界人っぽさとか、
自分たちだけで固まっている雰囲気とか、
「あんたたち、イバれる場所がここしかないんだね。
みっともないね~」
なんて、言ってやりたくなります。
(もちろん、言いませんよ、さすがに

で・・・、
東京ストーリーテラーさんは、といえば、
早く仲良くなって、協力して作っていこう、
というフレンドリーなメンバーばかり。
当たり前です。
イヤな空気だったら、4回も出たりしません、って。
今回は特に、
初参加の人が多かったので、
一生懸命オーラが一杯で、
小うるさくて、恐いオバサンも、
とてもご機嫌でゴザイマシタ。
しかし・・・、
きわめて個人的なことながら、
まさか、まさか、という、
とんでもない事実の発覚が・・・。
(つづく)
人気ブログランキング

よろしければ、クリックを!