<稽古場風景・その7>
――オバケ<before→after>つづきのつづき――
昨日、
オバケたちが出番を終えて、
楽屋に戻ってきた写真を載せて、
完成品のオバケを見られるのは、
このときしかない、と書きました。
そうなんです。
なぜならば・・・、
本番以外でのオバケたちの稽古は・・・、
全員ジャージ!
「まさか!」みたいな衣裳がらみの問題は、
すでにクリアされていて、
振りや、立ち位置の確認が目的になるので、
衣裳はつけません。
どの公演でも、本番前の稽古は、
衣裳なしが基本です。
でも写真に撮ってみると、
ジャージでの百鬼夜行は、何が何やら(笑)
・・・って、なぜお前だけ、気楽に写真を撮ってるんだ?
と思われるでしょうが、実は、唯一、私だけ、
あのシーンに出ていなかったんです。
他の人たちは、自分の出演シーンが終わるや否や、
早替えの場所に走り込んで、それぞれのオバケに変身。
汗だくになって踊って、という重労働!
そりゃね、見てると一瞬やりたくなったし、
三上さんにも、
「望子さんも(時間的に)出られるでしょ」
って言われたんですが、
でも、オバケたちが出てくる寸前まで、
あの布団のシーンに出てるんですよ~。
あそこから、また早替えでオバケになるのは、
そりゃ厳しすぎるでしょ~。
「あれ? 攻めの望子が、守りに入ってます?」
とも言われたけど、
もちろん、思いっきり守りに入りますとも!
そうじゃなくても一杯いっぱいだったんだから
ところで・・・、
あの楽しいオバケたちの中に、
予想外に怖いオバケがね、いたんです。
これは渡辺さんが制作中のろくろ首。
でも、これは怖くない。
これは劇場での三上さんのろくろ首。
これも別に怖くない。
じゃぁ、なにが怖かったか、というと・・・。
<つづく>
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