望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

「カミサマ」ウラ話・まずはオモテから(その1)

2017-03-23 00:23:58 | 舞台・ウラ話

それでは、やっと舞台面へ移動いたします。

うーーん。
なんか今回、面白くないなぁ(グチグチ)。

まぁ、適当にお付き合い下さいませ m(_ _)m


舞台面と言えば、
まずは、やっぱり、この祭壇。


祈祷やら太鼓やら、いろいろやりましたが、

地味に置いてある、この数珠(主宰・作)も、
かなりこだわったひとつでして・・・。


実は、この数珠。
使うのはワンシーンだけなんです。

息子の銀次郎が28年ぶりに戻ってきて、
仏おろしを頼むシーン。

「めったにやったことねえはんで」と言いながら、
私は数珠を持って、

手慣れた調子で指に巻き付けて、じゃらりとさばく。

実はこの数珠の扱いも、
イタコさんの写真や動画を見て、
どうすれば手慣れた感じになるのか、かなり研究して、
「じゃらり」に行きつきました。

そのおかげで、
このシーンを褒めてくださる方が多くて、
とてもうれしかったのですが、

ある回で、
いつものように数珠を 指に巻きつけ、
じゃらりと・・・やるはずが、


え?

数珠、か、た、ま、って、る


手慣れた感じを出したくて、
握るように持ったときに、糸がこんがらがったらしい。

もうこうなったら、
さばくどころか、お団子状態

ええい、仕方ない!

もう、そのお団子を、ぐしゃっと丸めて、拝んだものの、
数珠というより、ほとんどボール。
後ろのお客様には、数珠には見えなかっただろうなぁ


数珠って言っても、本物じゃないので、
使っているうちに、
ヒモが伸びてきちゃうんですね。

それで、
ヒモ同士がからまってしまったんです。

もちろん、それ以降は、開演前には必ずチェックして、
それからは無事、「じゃらり」ができました。



そして、この祭壇に話を戻しますが、
これ、実は、なかなかの優れ物なのです。

なにが、優れているか?
これは、まず当たりません。

おそろしく単純な話なんだけど、

なんだけど・・・優れ物なんです


        (つづく)






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ショック!

2017-03-22 12:40:34 | 演劇・舞台・小劇場

昨日は「カミサマの恋」の同窓会に行ってきました。

でも、上の写真には私はおりません。
このころには、すでに帰ってましたので


お先に失礼するときに、撮ってもらえた写真。

出口まで送りに来てくれた3人。
岩堀さん、三村さん、響乃ちゃん。


昨日は「カミサマ」メンバー以外にも、
ゲストとして何人かいらしてたのですが、

そのお1人に、
「どこかでお目にかかったような」
なんてご挨拶をしまして、

まぁ、そのまんまで話は流れちゃったんですが、

 ・・・実は昔の共演者だった


 そのことに、今になって気がついて、今、かなり落ち込んでます(+_+)

   ああああ、私って、ほんとに・・・




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「カミサマ」ウラ話・手の内をお見せします(その3) 

2017-03-22 01:17:39 | 舞台・ウラ話

そして、台本の本文に入ると、
今度はアクセントとの苦闘の跡が。

いつもの私の台本は、「とにかく付箋!」なのですが、
今回はあまり使いませんでした。

津軽弁の書き込みが多すぎて、
付箋がジャマになったから

いや~、もう、とにかく難しかったぁ。

ネイティブの方に入れてもらったCDは、
聞きすぎて、夢にまで出てきました。


でも、このCDを聴くまでは、
何とかいける、と思ってたんですね~。

というのも、私、「あまちゃん」フリークで、
けっこう東北弁に耳が慣れてたんです。

まぁ、あれは下北弁の方なんですが、
津軽弁だって、そんなに違わないでしょ、って。


   ははは・・・、

    甘すぎじゃ・・・。



忘れもしない、12月1日の顔合わせ。
そこでCDをもらって、
その夜、聴いてみたときのショックったら!

なんとなく、それっぽいアクセントで覚えていた分、
台詞までがフッ飛びました。

  ははははは~~~~~。

笑うしかない。


あんまりつかみにくい音の動きは、
苦し紛れに音階つけて覚えたり(笑)


そして、あんまり複雑な言葉は、
ひとつのセンテンスをイントネーションから丸暗記!

だから一度止まると・・・もう何が何やらわからなくなる!

方言芝居はアドリブがきかないと、
ここにもよく書いていますが、

「ねぇ、津軽弁、喋ってみて」
なんて言われても、
結局、最後まで、まったく喋れませんでした。

恐るべし、津軽の言葉!


        (つづく)






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「カミサマ」ウラ話・手の内をお見せします(その2) 

2017-03-21 00:34:35 | 舞台・ウラ話

また1日空いちゃいましたが、
無関係にシレっと続けます

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

台詞でも何でも、

間違っちゃいけないと気をつけてるものって、
意外に大丈夫なもので、

かえって、

「やだー、まさか、間違うワケないでしょ」

みたいなのを・・・、

ね~、やっちゃったりするんですよね~


りんご農家のサイ子さんが、
「今度、家で新しく作ったんだよ〜」

と言って、ジャムの瓶を取り出します。


瓶に入っているのは、黄色いりんごジャム。


主宰がスライムで作ったという、会心の作です。

それを見た由紀が、

「わー、かわいい!」

そして私が・・・


「おお、<いちごジャム>か!」


(!!!!!)


周りの3人が固まりました。

この色を見て、なぜイチゴと言った?!


第一、りんご農家が、
なぜイチゴジャムを作らにゃならん?!


もちろん、すぐに、
さりげなく、そして少し大きめの声で、

「りんごジャムかー!」

と言い直しましたが、


・・・ホントのホント、本番でやりました

・・・どのくらい、気づかれただろう

場にいた3人、
ごめんね、びっくりさせて。


        (つづく)






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別れの季節

2017-03-20 00:08:39 | 暮らし・花・趣味

今日は落研の学生たちの卒業公演でした。

もうほんっとに、この季節は大嫌いです。


毎年、卒業生に送る言葉は、

「卒業するなーーーっ!」

だって、せっかく、こんなに巧くなったのに、
もう卒業だなんて、寂しすぎるじゃないの!


早いなぁ、早いなぁ。

ちょっと前に、新入生で入ってきたのに。


でも、今日の高座はさすがの安定感。

4年の歳月、無駄じゃない。

社会に出たら何の役にもたたないけど、
まぁ、それがいいんでしょう。


たっぷり笑った帰り際、

卒業生からアルバムのプレゼントが!



写真やら、それぞれのメッセージやら。


うわ、ダメだって

トシとると涙腺がゆるくなるんだから


  ほんっとに、もう、卒業するなよーーーっ!。・゜・(ノД`)・゜・。





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「カミサマ」ウラ話・手の内をお見せします(その1) 

2017-03-19 10:54:13 | 舞台・ウラ話

さて、続いては、
台本でもお見せしたいと思います。

まず表紙。


字、書いてます。

台本の表紙に、いろいろメモったり、
果てはいたずら書きしたりする人もいますが、

私の台本の表紙は、いつも名前だけ。

だけど、そんなこと言っていられなかった

なぜなら、ワタクシ、
本番寸前の通し稽古で、堂々と言い放ったのです。

  「竜神様のおみちびきだ」

どこが違うか、わからないでしょ?

うん、きっと、本番で言ってもスルーできた。

このときだって、あとで指摘されるまで、
本人は、まったく気づかなかったんだから。
(本人以外のキャストは気づいたらしいけど


でも!そういう問題じゃない!
これだけは絶対に間違えちゃいけない!

私の神様は<竜宮様>なのです。

ということで、ついに、
台本の表紙にまで書きました。
んな、自分の美学なんて言ってられるか!状態です。


そして、この表紙をめくると、
今度はいくつもの、単語やら短いセンテンスやら、


フッと抜けたら大変な事になるぞ!
という言葉を羅列しています。

やっぱり、どうしても、
苦手な言葉とか、出にくい台詞ってあるんですよね。

そういう台詞は、いつもは、本番中、楽屋に戻ったときに、
台本でチェックするんですが、
今回はそんなヒマがなかったので、

最後のあがきとして、
開演前に、この言葉たちに、もう一度目を通してから、
舞台に出ました。


その昔、イタリア在住の画家役をやったとき、
この台詞がきっかけで、照明が変わりますよ、
という「きっかけ台詞」が、突然抜けちゃって。

それも、よりにもよってイタリア語!
「ポルタチェーネレ(灰皿)」!

んなもん、抜けたら最後、出てきやしない(笑)

ええい、しかたないっと、
「ボニョウニョウニョウニョ」でゴマかした、
忘れられない恐怖の思い出がありまして。

折に触れ、この思い出が呼びさまされるんです。


特に今回の私、
絶対に間違えちゃいけない言葉が、
たくさんありまして・・・。

たとえば、

 「おみちびき」と、
   「お引き合わせ」と、
      「めぐり合わせ」。

間違えちゃいけないし、
意味だって違うんだけど、

もう~、ほんっとに混乱するったらないっ!


でもね、何でもそうだと思うんですが、

間違っちゃいけない!って、
こうやって気をつけてるものって、
意外に大丈夫なんですよね。


        (つづく)






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「カミサマ」ウラ話・とりあえず稽古場から(その9)

2017-03-18 12:18:39 | おしらせ

明日から本番なのに、
シングルキャストが出られない!

どうする?

そんなに台詞はないから、
別チームの、違うキャストが掛け持ちする?

まず頭に浮かんだのは、その方法でした。


でも、劇団サイドが出した結論は・・・、

「ということで、酒井が代役に入ります」

  えええっ! 主宰が代役?

でも、よく考えたら、確かにそれが一番でした。

で、結局、29歳の主宰が、
80歳のおばあちゃんをやることに。


主宰の酒井さんは、
今は役者としての活動はしていませんが、
実は子役からのベテラン女優。

だから、芝居に関しての問題はないのですが、
ひとつ想定外のことがおきました。


演出家なのに、
  この役のために、
     ずっと楽屋にいなきゃならない、のです。


もちろん、普通の役だったら、
自分の出番の前後だけ、楽屋に行って、
あとは客席で観ればいいのですが、

何せ、顔が80歳メイク!
コレですから。


客席にいるには目立ちすぎます(笑)
(しかし、こんな写真、ホントに出しちゃってよかったのかなぁ)


その結果、いつもなら客席の一番後ろで、
メモとペンを片手に、じっくりと我々の芝居を観て、
終演後にダメ出しをするところを、

楽屋の小さなモニターテレビでしか観られないことに。


これでは役者の細かい表情などは全くわかりません。


でもね。ここだけの話。

ふふふ、役者達にとっては、
これで、かなりプレッシャーが減ったんだな~~

当たり前のスタイルではあるけれど、
客席の一番後ろで演出家がじーっと観てるって、
かなりのプレッシャーなんですよ。

それがなくなって、
おおっぴらには言えないけど、
のびのびと芝居ができるぞ~~

っていうのはあった、かな?(笑)


あ、でも、主宰も楽屋でのびのびしてたみたいで、

「楽屋でヒマだから、お菓子ばっかり食べちゃうのよ~」
 って言ってたっけ。

そう、出番がワンシーンしかないんです。


「こっちが台本読んでるのに、横でずっとポーリポーリって。
 まったくぅ」

と、またまた高槻さんが被害者に(笑)
そういう運命だったんでしょうね。



しかし、主宰が役者として入ってくれたことは、
本当に大助かりでした。

このシーン、おばあちゃんたちが全員集合で、
とにかく賑やかで、テンポの良いシーンなんですね。

なんだけど、
でもこのテンポがなかなか出なくて

それが、主宰が入ってくれたことで、
俄然シーンが生き生きしました。


でも主宰が目の前にいて、

あのシーンだけはコケられないぞ、とか・・・は、

みんな、思ってなかった・・・よね?(笑)



        (つづく)






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「カミサマ」ウラ話・とりあえず稽古場から(その8)

2017-03-17 10:19:16 | 舞台・ウラ話

さて、稽古場での稽古も最後に近づいて、
あと数日で小屋入り、というところで、

ついに恐れていたことが起こりました。

なんと、一気に2人がインフルエンザ!


この冬はインフルが大流行りで
大きな舞台でも、
3日ほど休演になったところがあって、

だから本当に、みんな気をつけて、
マスク、手洗い、消毒といろいろやっていましたが、
それでも、なっちゃう人はなっちゃうんですね。


でも、この時期は何が何でも、
通し稽古をしなきゃなりません。
通しで精度を上げていかないと、
もう時間がないのです。

1人はダブルキャストだったので、
もう片方のキャストが入ってくれましたが、

もう1人は、シングルキャストのおばあちゃん役。

シングルは3人だけなのに、よりにもよって、
その人がなっちゃったのです。

  もうあとは代役しかない。


そこで、
「お願いっ!」と主宰に頼まれたのが矢守忠彦さん。

彼もシングルキャストだし、きちんと芝居ができるし、

ってことで、
当然といえば、当然の成り行きだったんですが・・・。


本当の役は、シャープな東京の大学教授。



が、突然、津軽弁のおばあちゃんに。


もちろん役者はどんな役でもやりますけど、
突然降ってわいた代役で、

それも津軽弁なんて喋ったことなくて、

「みんな方言、大変そうだなぁ」
みたいな顔で見てた人が、急に津軽弁!

それも本番前の通し稽古なので、
他のキャストのテンポは絶対に崩せない。
台本を持ちながらも、テンポは死守!


突然の代役で、この状況って、
標準語でも結構きついんですが、

たとえ「なんちゃって」でも津軽弁。
読むだけでも大変です。

いい役者さんなので、ちゃんとこなしてくれましたが、
最初の緊張感は、見ていてかわいそうなほど。


だけど、かわいそうと思いながらも、
こっちも笑えちゃって、
それなりにキツくもあったんですけどね(笑)

だって、すごい緊張しながら、
この姿で、懸命にお婆ちゃんをやってくれてるんです。


そりゃ、やっぱり、笑えますって。


そして小屋に入って、
明日から本番という場当たりの日。

1人は復活して現れたのに、
矢守さんが代役を頑張っていた人は、
時間になっても現れず。


「どうしたの?」
と、みんながざわついているときに、
主宰から発表がありました。

なんと、その彼女、インフルが治らず、
ドクターストップが解けないのだと!


ええっ?

だって、明日から本番だよ!

ダブルなら、シングルで頑張ってもらえるけど、

彼女、シングルキャストなのに、どうするの?!



        (つづく)






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「カミサマ」ウラ話・とりあえず稽古場から(その7)

2017-03-16 14:20:41 | 舞台・ウラ話

昨日、1日抜けました~
一昨日からのつづきです。

      

一応、普通に芝居はしているものの、
高槻さんの顔を見ると、
あ~、どうしてもパンパースが~

なんとか、その日の通し稽古を、
必死の思いで乗り切りましたが、


すべて終わった、ダメ出しのとき、
主宰から言われました。

「道子。今日なんか銀次郎に怖かったよね?」

「あれ、やっぱりそうでした?」

 (だよね~)

笑わないでおこうと頑張れば、
そりゃ、いつもより怖くなるさ。


「あの、ものすごくバカバカしいことなんですけど、
 実は・・・」

と、パンパースの一件をバラすと、

「ホントにバカバカしすぎ」
と、みんなにさんざん笑われました。

「ひっどいなー」
と高槻さんも笑うしかない。

と、主宰が、

「はーい、わかりました。
 じゃあこれから、
 おでこにパンパースと貼ってもらいましょう。
 そのシールはこちらで用意します」

ダメ出しで、
ここまで乗ってくれる主宰も珍しい(笑)


なお、

「そのシールはこちらで用意します」
 みたいな言い方は、決まり文句なんですね。

「じゃぁ、そこでライター使って下さい。
 ライターはこちらで用意します」
・・・なんて調子で、よく使います。


もっとも、こういうネタの場合、
本番で思い出しちゃったりしたら、
エラいことになります。

実際、そういうことも結構あります。

でも、さすがに本番では、思い出す事もなく、
無事、終了いたしました


ちなみに、高槻さんは、
これまでも何度か書いている通り、
ウルトラマンでブレイクした役者さん。


でもね、本当にできた方なんです。

ヘンな言い方ですけど、
ハタチそこそこでブレイクした人って、
無駄にプライドが高くて、
お前らとは違うんだ、みたいな人もいるんですが、

高槻さんは、まったくそういうところのない方で、
共演者として本当に助かりました。

反対にあんまりイジられて、
かわいそうだったけど(笑)

でも、若い子たち、
イジリながらも、ちゃんと尊敬していましたよ!


拝む銀次郎(高槻さん)


奥で真剣な表情でそれを観ている3人。
巣穴から外を見ているプレーリ-ドック、
・・・に見えたのは私だけ?


        (つづく)






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いい時代になった

2017-03-15 11:27:02 | 演劇・舞台・小劇場

今日、オーディション情報が出ていて、
あっ、そうだったと思いだしました。

この前の記事で

    ちょっと違ってたら、で断ったオファーが、
    今年はもう2回目・・・。
    もう1回、ありそうだなぁ

と書きましたが、

はははは、この時点で、もう3回目だったんですね~(笑)

3月中旬で、もう3回目~~~。ははははは


今日、オーディション情報の出た、
夏の公演のオファーを頂いたものの、

それが、家族との夏休みの旅行とドンかぶりで、
泣く泣くお断りしたんでした・・・。


その場で、悩みようもなくお断りしたから、
すっかり忘れてたんですが、

あれだって、ほんの5日!

  ほんの5日だけでも、ズレてくれていたら、

    絶対に出して頂いたんだけどなぁ。


おみくじ「吉」だったんだけどなぁ・・・。

  って、またそこか?(笑)




でも、考えてみれば、

  本当にいい時代になったと思います。

だって、
「家族との約束が」なんて理由を、堂々と言えるんですから。


20年前、こんな理由でオファーを断ったら、
どれほどバカにされて、軽蔑されたか。

「だから、主婦なんかが芝居やるんじゃねぇ」

「幸せな家庭持ってて、いい役者なんかになれるか」


最近は、そんな、一昔前の「ザ演劇」みたいな連中、
⇒まともな人生が送れない人間だから、いいものが作れるんだ、
  ・・・みたいな、

そういう輩が、すっかり影をひそめて、
いや~、もう、やれやれです。


もちろん、普通の人間ばかりで、
「面白いヤツがいなくなった」というのも確かでしょう。


でもね。
前に何度も書いていることですが、

<すごい名優で、生活が破綻している人> は、いる。

   でも、

<生活が破綻してるからって、名優にはなれない> んですから。





   しかし・・・、


まぁ、それはそれとして、

今年の私のオファー運のなさ、いつまで続くのかなぁ

もう一回、おみくじ引いてみようか(いや、たぶん違う




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