さて土曜日の今日、仕事前にうちの母、河村、そして私の三人で父の出品している「ばら展」出掛けてきました。うちの父は「ばら会」という名古屋近辺の薔薇の愛好家で作る会に所属していて、春と秋の年二回名古屋の鶴舞公園の中にある緑化センターで展示会をするのを恒例にしているのです。「自分の妻よりも娘よりも薔薇が好き」という父は、この時期は1年で一番忙しい時期。庭の薔薇を切っては、せっせと「ばら展」へ運んでいます。
そんな父ですから、先日の大雨の際には、出品を予定している花に傘まで差してあったのだそう。母が笑いながら話してくれました。昨年めでたくリタイヤした父なので、そんな情熱を傾ける物があって私はありがたいと思っているのですが、母は自分のことを「ローズウィドウ」と思っているらしく、素直に喜べない部分もあるようです。(笑)それでは今日見てきた薔薇をご覧下さい。
ザ・ダークレディは深い赤紫が私も大好きなイングリッシュローズです。重なった沢山の花びらも素敵。
うちの庭にもあるマチルドは花開くにしたがって色が浅くなってくるのも特徴です。この画像には写っていないのですが、濃いピンクの蕾も可愛いのですよ。
普段はあまり惹かれないオレンジなのですが、このローラの色の鮮やかなこと。花びらの表と裏も色が違うんですよね。
こんなアレンジメントも。小さなワックスフラワーや実ものと合わせても可愛いですね。
入り口付近にイーゼルの上に置かれていた不思議なフレーム。厚みがあって、お花が飾れるようになっていたのです。こんなフレームもあるのですね。
どこかコスモスを思わせる可憐な雰囲気のジョナサン。一重の薔薇も、どこか野性味があって良いですね。
茶系を帯びたクリーム色、不思議な色のお花ハニーディジョンです。この名前って、蜂蜜やマスタードの色に近いからかしら?う~ん、誰か教えて!
剣弁の花形にくっきりした濃いローズピンクはフランスの貫禄たっぷりなマダムを思い浮かべます。そう、こちらはフランスの一流メゾンの名前を冠した薔薇、クリスチャン・ディオールです。
ゴールデンボーダーは元気が出るようなイエローの愛らしい薔薇。丸みを帯びた花びらも、まん丸な蕾も皆可愛いです。
こちらは舞扇ですって。漢字の名前も興味深いですね。どこか一筋縄では行かないファムファタルのよう?
こちらはイングリッシュローズのシャルロット。クリーム色のガラス細工のような薄い花びらが魅力です。