皆様クリスマスはいかが過ごされましたか?私達のイヴは、プランタンでのお仕事が終わってから、築地に住むお友達のアンティークディーラーのカップルのおうちへ。フランスアンティークを扱い、大のフランス通で食通でもあるN氏とY嬢のカップルは私達の大切なお友達、東京やパリで一緒にお食事をしたり、おうちへお邪魔したりする仲です。
昨日は、前々からY嬢ご推薦のピエール・エルメのクリスマスケーキを予約しておいてくれ、彼女の手料理に私達持参のピンクシャンパンで乾杯しました。昨日のメニューはフレンチで、前菜にイベリコ豚の生ハムとパプリカのマリネ、ホタテの香草焼き、メインに牛肉の赤ワイン煮ブッフブルギニヨン、食通の彼女だけあってとても本格的です。「私が料理しますから!」と軽く言っていたY嬢ですが、お昼間から私達のためにずっと心を込めてお料理をしていてくれたかと思うと、私も河村も大感激でした。
お料理のこと、パリのこと、彼らが先日の買付けのついでに立ち寄ったスペインのセビリアの話、これからの自分たちのお仕事の方向性などなど、楽しくお話をしているうちにすっかり時間を忘れてしまい、気付いたら午前0時を回っていました。
美味しかったお料理の数々をご紹介。イベリコ豚の生ハムとパプリカのマリネ、せっかく美しい色合いだったのに、あまりの美味しさに写真を撮るのも忘れて食べてしまいました。ですからホタテの香草焼きから。
Y嬢の話では、ホタテを開けるのにとんでもなく大変な思いをしたとか。(彼女は貝柱を切ってから開けるのを知らなかったのだそう。)香ばしくって、 残ったオリーブオイルも皆パンに付けて食べてしまいました。
柔らかく煮込まれたブッフブルギニヨンは、まるでフランスで食べるときのようです!小さなペコロスがまた、甘みを添えて美味しかったです。
これがみんなの楽しみにしていたピエール・エルメのパッションフルーツのクリスマスケーキ!シトロンを思わせる美しい黄色、期待が高まります。
これがケーキの断面図!パッションフルーツはもちろん、様々なナッツ類、抹茶までも入っていて、何とも複雑な風味。とても美味しかったです。
実は、私以外の三人はアルコールはまったくダメ。アルコールにめっぽう弱いくせにシャンパンの大好きな河村のこのオデコの色を見てやってください。