いよいよ明後日から買付け、今回はイギリスから入り、田舎へ行き、ロンドンに戻って、パリへ移動し、パリ滞在中にベルギーへ一泊旅行し、またパリに帰って、帰りはパリからフライト。と、今回の予定はざっとこんな感じです。私達自身も新鮮な気持ちで物を探すため、なるべく毎回、ルーティンワークにならないように予定を立てています。今回は、久々にイギリスの田舎のフェアも予定しているし、ベルギー行きはあるし、いつもと違う場所に行ってどんな物に巡り会えるのかとても楽しみです。
そんな折、パリで時間があったら行ってみたいところが、老舗レストラン「マキシム・ド・パリ」のアール・ヌーボー ミュージアム。マキシムは日本でもよく知られていますが、パリ本店のその有名なアール・ヌーボーの内装は、アール・ヌーボー好きには一度は目にしてみたいもののひとつ。ミュージアムはレストランの階上、まるで当時のアパルトマンがそのままの状態であるかのような雰囲気らしいのです。
しかも、このミュージアムはガイド付で、置いてある展示品どれも触りたい放題!以前、フランスのアンティーク情報誌で見て、ミュージアム見学付のランチ(こちらはランチにミュージアムの見学が付いて110ユーロ、ちなみに今の日本円のレートで約¥15,000、昨年のレートだったら約¥19,000。フレンチレストランでのランチ、ワインを飲まない訳にはいかないし…。そうするともっと高くなることは必須、二人でいったいいくらになるんだぁ!?そのうえ昼食に3時間近く割かなくてはいけないし、実際にはなかなかランチは、いえランチすら難しいのが現実です。)があることは知っていましたが、どうやら15ユーロでミュージアムの見学だけでも出来るらしいのです。
あのサラ・ベルナールが使っていたドレッシングセットを自分も触ることが出来るかと思うと、なんだかワクワクしませんか?時間があったら、行けると思うのですが、今回行けなくとも、また是非一度足を運びたいと思っています。
マキシムのホームページからお借りした画像はこんな感じ。
こちらがロワイヤル通りの玄関。バスでよく前を通るのですが、いつも車窓から「いったいあのカーテンの向こうはどうなっているのかしら?」と好奇心満々な気持ちで眺めています。
これはレストランの内装ですね。こちらはお食事をされる方だけの特権です。いつの日か思い切りお洒落をして行ってみたいなぁ。
あぁ、なんて格好いい照明器具!アンティーク好きには一大スペクタクルに違いありません。
これがサラ・ベルナールの物だったと伝えられるドレッシングセット。サラ・ベルナールが実際にこの鏡を覗いたのかと思うと、興奮のあまりタイムトリップしてしまいそうです!(笑)
こちらのミュージアムは「マキシム・ド・パリ」のホームページからもご覧いただくことが出来ますよ。どうぞバーチャル見学してみてください。もしパリにご旅行で、こちらのレストランに行かれる方がいらっしゃいましたら、ホームページからも予約が出来ますので、是非ご予約を!どうぞお洒落をしてお出掛け下さい。